暑さとインフレを感じる日本
関東甲信越は梅雨明けが発表され、毎日暑い日が続いています。こんなにサウナの中にいるような暑さならば、少しは痩せるかと期待しているのですが、そんな効果を帳消しにするくらいの食欲には勝てず、順調にわがままボディーまっしぐらです。それにしても、ニュージーランドに住んでいると言った途端、あのコロナ対策で成功した若い女性首相の国だねと一様に好意的になり、知らない人に酒を誘ってもらったり、お菓子をもらったりしました。メディアの影響に驚きつつ、きちんとニュージーランドの将来を見据えた移民政策を取る政権と認識してもらえるように尽力頂けたら幸いです。多分今のままだと、移民争奪戦で他の英語圏に負けるのではと感じます。
ニュージーランド同様、毎日、日本でも値上がりのニュースをやっています。一時帰国してからよく耳にするのは「インフレ」と「表面温度正常」という言葉。ニュージーランドとは異なり、(特に私が住んでいるような田舎町とは大きく違い)買い物の選択肢が多いので助かっていますが、反対に選択肢がない場合は値上げを受け入れるしかありません。例えば、移民局に支払うビザ申請代金が挙げられます。
ビザ申請費用、一部で約40%アップ
富士山を眺めながら信玄餅アイスをダラダラ食べるなど、束の間の「海外旅行」(兼出張)を一分一秒楽しんでいます。今月31日に申請が終了する特別永住権ですが、次々とビザが発給され、NZへ国際電話をかけたりなどの対応に追われ、嬉しい悲鳴を上げています。
ただ、移民局から届くニュースは良いことばかりではありません。昨日申請料の大幅アップが発表。新料金の高さに度肝を抜かれました。平均的に、$81の値上げ。それでも諸外国と比べて比較的安価で、南太平洋諸国出身者に対しては申請料が一部補助されているとの移民局の主張もありました(移民局ウェブサイト)。
ニュージーランドでビザ申請した場合の申請料は以下となります。(7月31日申請分より適用)
- 技能移民
$2710→$4290 オンラインEOI$530→$590 - パートナー永住権
$1480→$2750 - Residence from work
$1800→$4240 - 学生ビザ
$275→$375 - NZ人、永住者のパートナーワーク
$635→$860 - ワーホリ(セカンドワーホリも含む)
$245→$420 - NZeTA (携帯から申請)
$9→$17 - ワークビザ
$495→$700
また、8月1日からニュージーランド国外からビザ申請が出来るようになります。日本で申請する場合は、上記の申請費用が適用されないので、日本で申請される方が得だと思われるかもしれません。ただし、ニュージーランド国外からの申請の場合、審査官がビザ申請の発給条件を満たしていないと判断した場合、基本的に、弁論の機会を与えずに、即ビザ申請を却下することが出来ます。(その点は、大学で憲法の一部と習う、New Zealand Bill of Rights Act 1990 第27条の弁論の機会を与えることに反しているように思うのですが、国外なので、NZ国内法を適用しないという立場なのかなと思っています。)
私も、永住権を取得するまで気が遠くなるくらいビザ申請をしているので気持ちはわかるのですが、可能であれば、即却下される前に弁論のチャンスをくれるので、申請料を払ってもNZで申請されることを強くお勧めします。大好きなニュージーランドのビザが取得出来るのであれば、節約するよりも、チャンスを多くつかむことを優先すべきだと思います。
本コラムは一般的なビザ、移民法等の情報提供で、法的助言を目的としていません。執筆者及び弊社は、本コラムの内容等に起因する損害について、一切の責任を負わないものとします。内容の無断転載を禁止します(7月1日)
- Aki Yamasaki
- New Zealand Visa Partner Limited(ニュージーランドビザ申請代行センター)代表。NZ政府公認・移民アドバイザー(Licence No. 201701307)/NZ公認教育カウンセラー。カンタベリー日本人会協賛会員。Google Review 5.0。
- ニュージーランド移住27年目、移民アドバイザー歴9年目。TOEIC満点、英検1級。Master of Business Lincoln Uni、Bachelor of Social Science (心理学) Waikato Uni,、移民法最高学位GDNZIA等15学位を取得し、現在も大学院ロースクールで法律を学ぶ。
- 一般的なビザ申請だけでなく、申請却下歴、犯罪歴、移民保護裁判所などの困難な案件にも対応。移民法に基づく法的助言、申請代行、移民局との交渉、面接同席、弁論書作成等一貫して担当する。却下後の不服申立て、犯罪歴・病歴を伴う案件、移民大臣による特別な例外許可を求める案件、さらに弁護士や他の移民アドバイザーでもビザ取得に至らなかった案件についても、ビザ発給へ導いた実績を有する。 コロナ禍でビザ許可率が低下していた時期に、かつ素行要件にも抵触していた2件のビザ申請を除き、これまで受任したビザ申請の成功率は100%。評判の高い移民アドバイザーや留学エージェントからも案件の紹介を受けている。
- 法律分析と移民局への弁論書に定評あり。本気でニュージーランドのビザ取得を目指し、「応援したい」と思える案件のみ厳選して受任。弊社で申請代行可能かどうかの査定は無料。
- NZ国内外オンライン対応
- 営業時間 平日 NZ時間 9:00~18:00
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