観光ビザの審査期間は5か月、技能移民は?
自分がビザ申請していた時の感情が蘇ってきます。文化的背景が異なる上、家に住んでいないという珍しいカップルのケースだったのですが、意外にすんなり1年間のビザが降りました。すぐに永住権の申請代行を頼まれたので、移民局のサイトをチェックしたところ、パートナー永住権の審査期間が最大14か月との表示。つい半年前までは最大10か月だったのに。ちなみに観光ビザは最大5か月、技能移民永住権にいたっては最大45か月になっていました。特別永住権の影響で他のビザ申請の審査官の数が少なくなったことが原因と思われますが、それにしてもうなだれるくらい長いです。
最近のニュースとしては、ワークビザ、学生ビザ保持者のパートナー及び扶養子女ビザもNZ国外からの申請が再開されました。7月31日23:59からはいよいよ全ての短期ビザの国外申請が可能になります。逆に新しく開始されるのは新ワークビザ。7月4日から申請開始となりますが、それに伴い、廃止される現行のエッセンシャルスキルズワークビザの駆け込み申請が予想されます。弊社実績では最短1週間で出たこともありますが、現状ではかなり時間がかかると思います。ここで却下されると、新ワークビザ申請しか選択肢がない可能性もありますので、万全かつ早めの申請を心がけてください。
不評な新ワークビザともうすぐ廃止の現ワークビザ
基本的に時給が$27.76以上必要になったり、こちらも基本的に今年12月よりパートナーのワークビザサポートが出来なくなったりとルールが改悪される新ワークビザ。周りでこのビザを歓迎する声は本当に聞かないですね。
移民アドバイザーのDhingra氏は、新ワークビザ申請の一部である「雇用者認定」について、「中小企業と短期労働者を痛めつける。」と非難。ビザサポートが必要な労働者だけでなく、学生、パートナーワーク、ワーホリなどオープンワークで働く事が出来る短期ビザ保持者を雇う場合でも、雇用者認定が必要になるとの方針が打ち出されたことで、雇用主は、雇用者認定を取得することを避ける為に、学生ビザ保持者を雇わなくなる可能性、そして、結果的にNZを留学先として選ぶことへの影響を心配しています。(Newsroom,6月3日)個人的には、NZ留学は人生観が変わるチャンスがたくさんあるので、非常におすすめです。
因みに、雇用者認定審査料は最大1220㌦と高額で、この費用がスモールビジネスに与える悪影響についてビストロオーナーのWilson氏が答えていました。(Newsroom,6月3日)それよりも、6月20日から始まるジョブチェックは、1つのポジション毎に$610の申請料が発生するので、移民を雇うのにトータルでは中々の出費になります。それならば、審査官を増やして現行のワークビザを存続した方が良かったと思ってしまいます。
1年以上早まり特別永住権取得!PR撤廃の可能性高まる
最近、クライアント様に特別永住権が発給されました。ワークビザ失効日順に審査に回されるという話だったので、結果が出るのは来年の今頃かなと思っていたのが、申請から3か月のスピード取得。移民局はいろいろな要素によって審査期間が変わると回答していたので、恐らく、文句なしに高いスキルと高待遇がスピード発給の一番の要因かなと推測しているものの、結局真相はわからず。「成功する方は、周りが協力したくなる性格の持ち主」という持論を再確認したところで、只々、自分の事のように嬉しいです。(今回2回目)。
Productivity Commissionが「新規の永住者にはPermanent Resident Visaの発給を撤廃し、今後は永住権を6年毎に更新すること」と大胆な移民政策の提言をしました。
これが法制化され、特別永住権保持者に適用されないことを祈っています。
こちらの方はスムーズに行ったケースなのですが、特別永住権、観光ビザ申請で実用が始まったADEPTという新申請システム。メディカルが期限内なのに再取得を求められたり、ビザが切れそうな方の申請がまだ審査に回されていなかったりと、不具合がいろいろありました。最大の難点?は、移民局に問い合わせても審査官がおらず、「自然に解決するのを待つように。」との回答されることです。ただこちらですが、待っていましたが、中々問題が解決しませんでした。そのため、以前、別件でお世話になったADEPTシステムの担当マネージャーに連絡したところ、関係チームと連絡を取ってくれて無事解決出来ました。ニュージーランド、本当にコネ社会ですね。
本コラムは一般的なビザ、移民法等の情報提供で、法的助言を目的としていません。執筆者及び弊社は、本コラムの内容等に起因する損害について、一切の責任を負わないものとします。内容の無断転載を禁止します(6月13日)
追記 6月13日
本日6月13日、ファアフォイ移民大臣が家族との時間を優先する事を理由に議員辞職することを発表。
前移民大臣が突然辞任した際、当時移民副大臣だったファアフォイ氏が大臣に昇格しましたが、今回は、マイケルウッド運輸大臣が移民大臣を兼任することをアーダン首相が発表しました。新大臣の着任は明日6月14日。(Beehive press release, 6月13日)
- Aki Yamasaki
- New Zealand Visa Partner Limited(ニュージーランドビザ申請代行センター)代表。NZ政府公認・移民アドバイザー(Licence No. 201701307)/NZ公認教育カウンセラー。カンタベリー日本人会協賛会員。Google Review 5.0。
- ニュージーランド移住27年目、移民アドバイザー歴9年目。TOEIC満点、英検1級。Master of Business Lincoln Uni、Bachelor of Social Science (心理学) Waikato Uni,、移民法最高学位GDNZIA等15学位を取得し、現在も大学院ロースクールで法律を学ぶ。
- 一般的なビザ申請だけでなく、申請却下歴、犯罪歴、移民保護裁判所などの困難な案件にも対応。移民法に基づく法的助言、申請代行、移民局との交渉、面接同席、弁論書作成等一貫して担当する。却下後の不服申立て、犯罪歴・病歴を伴う案件、移民大臣による特別な例外許可を求める案件、さらに弁護士や他の移民アドバイザーでもビザ取得に至らなかった案件についても、ビザ発給へ導いた実績を有する。 コロナ禍でビザ許可率が低下していた時期に、かつ素行要件にも抵触していた2件のビザ申請を除き、これまで受任したビザ申請の成功率は100%。評判の高い移民アドバイザーや留学エージェントからも案件の紹介を受けている。
- 法律分析と移民局への弁論書に定評あり。本気でニュージーランドのビザ取得を目指し、「応援したい」と思える案件のみ厳選して受任。弊社で申請代行可能かどうかの査定は無料。
- NZ国内外オンライン対応
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