Accredited Employer Work Visaは特に甘く見ない方がいいです。
ニュージーランド就労ビザAEWVが発給されるまでに10か月かかる?
最近気になっている事が2つあります。一つは、基礎控除の「103万円の壁」が引き上げられるのかという点です。ニュージーランドには基礎控除制度が存在しないので、日本のニュースを見ながら羨ましく感じています。
もう一つの関心事は、現在遅延しているAEWVの審査状況です。移民局が発表している現在の審査期間は以下の通りです。これらの期間内に80%の申請が完了しているようです。つまり、最初のEmployer Accreditation申請から手続きを開始する場合、最終的にAEWVの審査結果が出るまでに最大で約10か月かかる可能性があります。それに加えて、申請準備期間も考慮する必要があるため、待つことが出来ずに途中で雇用主がビザサポートを撤回するケースも懸念されます。
- AEWV Employer Accreditation
- 新規申請: 11週間
- 更新申請: 11週間
- AEWV Job check
- すべてのポジション: 14週間
- グリーンリストポジション: 7週間
- ANZSCO スキルレベル1: 11週間
- ANZSCO スキルレベル2: 15週間
- ANZSCO スキルレベル3: 13週間
- ANZSCO スキルレベル4: 15週間
- ANZSCO スキルレベル5: 15週間
- ホスピタリティ業界: 15週間
- 建設業界: 13週間
- 第一次産業: 12週間
- 観光業界: 12週間
- 小売業界: 16週間
- 医療業界(全般): 10週間
- 医療業界(グリーンリスト): 1週間
- 教育業界: 2週間
- ICT業界: 12週間
- 運輸・物流業界: 14週間
- その他のセクター: 13週間
- AEWVワークビザ申請:
- すべてのポジション: 15週間
- グリーンリストポジション: 6週間
- ANZSCO スキルレベル1: 7週間
- ANZSCO スキルレベル2: 14週間
- ANZSCO スキルレベル3: 16週間
- ANZSCO スキルレベル4: 19週間
- ANZSCO スキルレベル5: 19週間
- ホスピタリティ業界: 16週間
- 建設業界: 14週間
- 第一次産業: 10週間
- 観光業界: 14週間
- 小売業界: 18週間
- 医療業界(全般): 10週間
- 医療業界(グリーンリスト): 4週間
- 教育業界: 6週間
- ICT業界: 8週間
- 運輸・物流業界: 20週間
- その他のセクター: 11週間
AEWV工程の遅延は審査が難しくなっているから
現在、Employer Accreditation、Job Check、そしてAEWVすべての工程で遅延が発生しています。一般的に提出書類や移民局への法的根拠を明記した弁論書の質次第で審査が早くなりますが、それでも厳しい審査が続いているのが現状です。特に、これまでになかった追加書類の要求や、Job Checkにおける面接の頻発が目立っています。しっかりとした証拠を提出したにもかかわらず、なぜそのようなことが起きているのかと言えば「申請したポジションが適当か」「Employer accreditationの条件を引き続き遵守しているか」という点をメインに審査しているためだと考えます。
もしもHigher skilled positionで申請して、移民局にLower skilled positionと認定されてしまった場合、基本的にJob Checkは却下されてしまいます。Lower skilled positionの場合、パートナーワークビザサポートが出来ないことがほとんどで、英語条件が課される上、ビザの有効期限が最大5年から最大2年に短縮されてしまいます。
面接の際に、準備不足等から、意図せず異なる情報を伝えてしまうリスクも否めません。弊社では面接対策を徹底的にサポートしており、これまで面接が行われた申請全てで無事に発給されています。しかし、面接を受けること自体、申請者にとって大きな負担になってしまうと思います。(ちなみに、弊社では最終工程のAEWV申請において面接が行われたケースはございません。)
一方、Lower skilled positionの場合、求人応募者数が圧倒的に増えることから応募者却下が難しくなる傾向にあります。(応募者を合理的な理由で却下していないと認定された場合、これもまたJob checkが却下される原因となります。)例えば、弊社が代理人を務めたJob Checkでは過去最高の75件の応募がありました。しかし、こちらも比較的早くApproveを貰いました。更にその後のAEWV審査では、クライアント様が専門的なスキルを持っており、それを上手く証明出来たこと、また早く発給すべき点についての主張も認めてもらえたのか、AEWVが約2週間程度で発給されました。法律のプロとして淡々と対応しなければいけないことは理解しているものの、やはりビザが発給される時は喜びもひとしおです。にんげんだもの。
このコラムは、一般的なビザおよび移民法に関する情報を提供することを目的としています。一般的なビザや移民法に関する情報提供を目的としており、法的助言を目的としたものではありません。執筆者および弊社は、本コラムの内容に起因する損害について、一切の責任を負いません。また、免責事項も含めて内容の無断転載および改変を禁止します。移民アドバイスを受ける際は、必ずアドバイザー番号とその種類を確認することで、違法なアドバイスからの被害を避けることができます。弊社では、ビザ申請代行が可能かどうかの無料査定は承っておりますが、無料での法的アドバイスのご提供は行っておりません。現在、多くのお問い合わせを頂戴しており、受任案件を制限させていただいております。そのため、弊社での対応をご希望され、本気でビザ取得を目指されている方にのみご返信させていただいております。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。また、弊社では法的アドバイスやビザ申請代行に加え、不法滞在者のための移民大臣への特別ビザ要請、強制送還や永住権却下時における移民保護裁判所での法定代理業務も承っております。(執筆日11月19日)
- Aki Yamasaki
- New Zealand Visa Partner Limited(ニュージーランドビザ申請代行センター)代表。NZ政府公認・移民アドバイザー(Licence No. 201701307)/NZ公認教育カウンセラー。カンタベリー日本人会協賛会員。Google Review 5.0。
- ニュージーランド移住27年目、移民アドバイザー歴9年目。TOEIC満点、英検1級。Master of Business Lincoln Uni、Bachelor of Social Science (心理学) Waikato Uni,、移民法最高学位GDNZIA等15学位を取得し、現在も大学院ロースクールで法律を学ぶ。
- 一般的なビザ申請だけでなく、申請却下歴、犯罪歴、移民保護裁判所などの困難な案件にも対応。移民法に基づく法的助言、申請代行、移民局との交渉、面接同席、弁論書作成等一貫して担当する。却下後の不服申立て、犯罪歴・病歴を伴う案件、移民大臣による特別な例外許可を求める案件、さらに弁護士や他の移民アドバイザーでもビザ取得に至らなかった案件についても、ビザ発給へ導いた実績を有する。 コロナ禍でビザ許可率が低下していた時期に、かつ素行要件にも抵触していた2件のビザ申請を除き、これまで受任したビザ申請の成功率は100%。評判の高い移民アドバイザーや留学エージェントからも案件の紹介を受けている。
- 法律分析と移民局への弁論書に定評あり。本気でニュージーランドのビザ取得を目指し、「応援したい」と思える案件のみ厳選して受任。弊社で申請代行可能かどうかの査定は無料。
- NZ国内外オンライン対応
- 営業時間 平日 NZ時間 9:00~18:00
- お問い合わせフォーム:https://app.ezymigrate.com/c_q?para=fzg2603ilm5
- Email:info@nzvisapartner.com
- https://nzvisapartner.com/
- https://jp.newzealandvisapartner.com
- https://overstayinnewzealand.com/ (不法滞在者向け)
- https://twitter.com/akiyamasakiNZVP
