 
			日本人医師の目から見た、NZの医療について説明します。日本とはかなり違うNZのシステムですが、良い点・悪い点を理解して、皆さんが上手にNZの医療システムを使う助けになれば幸いです。
日本人が住みたい国のリストに載る国、ニュージーランド。
美しい自然、おおらかな人々。そんなイメージを持っている方は多いと思います。
でもいじめや、ストレス、うつ病などが問題になっているのは、この国でも同じです。
実は、みなさんの想像よりも大きな問題なのです。
今回はニュージーランドのダークサイドを紹介します。
花粉症・アトピー性皮膚炎・喘息は、症状がうまくコントロールされていないと辛いですよね。
患者さんの中には、効果的でない治療法を続けているため、状態が改善せず、悪循環になっている方も見受けられます。
今回は、ニュージーランドでも多い、花粉症・アトピー性皮膚炎・喘息のマネージメントについての記事です。
ご自分やご家族が高齢になってきて「ニュージーランドの高齢者ケアはどのようになっているのかなぁ」と心配になっている方もいらっしゃるかもしれません。
歳を取っても、基本的な『GPを受診して、解決しない問題は病院の専門医へ』と言うシステムは変わりません。
高齢者が受けられる援助が色々あるので、知らなくて機会を逃すことがないように、是非今回の記事から情報を得ていただければと思います。
患者さんが自身の記録にがアクセスできるようにする『OpenNotes』という国際的な運動があります。
https://www.opennotes.org/notes-you/
これは患者さんが自分に関する医療記録にアクセスできるシステムで、ニュージーランドでは『Patient Portal ペイシャント ポータル』と呼ばれています。
現在では世界中で3300万以上の人が、自分に関する医療記録にアクセスできるようになったそうですが、日本ではまだあまり進んでいませんね。
今回はこの『ペイシャントポータル』について説明しますね。「ペイシャントポータル」でできるのは、自分のカルテへのアクセスだけじゃないんです。
日本では人間ドックなど「健康診断」や「検診」が『常識』として行われています。
それぞれの検査にどれだけ意味があるのか、考えたことありますか?
今回はNZの「健診・検診」の状況と、それらの検査の是非について語ります。
日本とニュージーランドでは、予防接種の種類やスケジュールが少し異なります。
今回は、日本からお子さん連れでニュージーランド移住される方に役立つ情報です。
「ニュージーランドに移住する予定だけれど、妊娠・出産の事が心配」とか、「ニュージーランド人と結婚し妊娠したけれど、どういう手続きをとればいいのかわからない」という方、いらっしゃいませんか。
今回は、そんな方のために、ニュージーランドでの妊娠・出産に関して説明します。
日本からNZへ移住される方、長期滞在される方がよく心配されるのは、いつも使っている薬やサプルメント、コンタクトレンズなどが、NZで入手できるかということ。
今回は、それぞれの持ち込みや日本からの郵送についての注意点と、持ち込まない場合に、どのようにそれらをNZで入手できるかを説明します。
お医者さんに行って、言葉が通じないのはストレスが溜まりますよね。
言葉の壁は、良い医療を受ける妨げとなり得ます。
今回は、英語の苦手な方に捧げる5つの戦略です。
今回は、GPクリニックや病院以外で、ニュージーランドの医療に関与しているプロフェッショナルや団体などを紹介します。
日本とニュージーランドは医療経済のシステムは、かなり違うことをご存知ですか?
この違いが医療に大きく影響を与えていると私は考えますので、今回はこれについて説明します。