新しい技能移民のEOIポイントが、一時的に誤って表示されてしまった可能性があるようです。
新EOIポイントが誤って公開?
NZ Herald(9月1日)にも報道されたので触れたいと思います。(誤って表示されたものについてはスクリーンショットが出回っていましたが、それによると、Skilled Employmentで、現行10ポイントのAbsolute skills shortage listが30ポイントにUpし、新たなカテゴリーで、教師など職業登録が必要な職種に就いている場合は20ポイントになっていました。この報道では、移民局は後に、これが新たなEOIポイントになるのかについては、肯定も否定もしていませんでした。
私も足切りポイント(現行160ポイント)は上昇すると予想はしているのですが、オークランド以外の雇用30ポイントというボーナスポイントについてもどうなるのか気になるところです。来年中旬から開始予定のAccredited Employer Work Visaでは、「オークランド、ハミルトン、ウェリントン、クライストチャーチ、ダニーデン」の“Cities”と「それ以外の都市」で雇用されている場合で、Labour market testの基準が異なるため、技能移民のEOIでも、30ポイントのボーナスポイントが貰える都市が現状よりも限られてしまうのではないかと心配です。現段階では正式発表を待つしかないのですが、ありとあらゆるシナリオを考えてしまいます。(楽観的だった性格が少々悲観的になったのは恐らく職業病だと思います。)
ニュージーランドは永住権を取得しやすい国なのか?
最近ふと、学生時代一時帰国した時に、夜勤のアルバイトをしていたなあと思い出しました。その頃は、NZに滞在していることを知られた際に、周りの人の態度も少々変わり、アメリカなどを含めた「海外全般」について質問攻めにされ、?が頭に浮かびながら、自分の知識から答えられる範囲で回答していました。その中でもNZについて、「移住しやすいって聞いたんだけど、自分も永住権取得出来るかな?」という質問もちらほらありました。その時は波風を立てないように笑顔でいたものの、「移住しやすそうだから永住権取りたいって、受け入れてくれそうだから感情はないけどプロポーズしたい。」のようなものではないかと何だか、もやもやしたものです。
審査期間がどんどん延びている永住権
その永住権ですが、審査期間が延びに延び、最新の発表では、技能移民永住権は、最大26か月になっています。(厳密に言うと、全ての申請の90%で26か月以内に審査結果が出ているという意味ですが。)
個人的に理解不能なのが、Long Term Skill Shortage Residentを含むResident from Workも技能移民と一緒の審査列に入れられていることです。一応、審査のスピードアップを要請する方法はあります。確かに弊社でも成功したケースはありますが、条件がかなり厳しく通常は認められません。
Work to Residenceはどうなるのか?
雇用が集中しているAucklandでロックダウンに入って約1か月。そして、NZ国外からの短期ビザ申請自体が停止されて約1年。これらの影響でたくさんの方のWork to Residenceの申請に影響が出ていると思います。アンフェアなことが嫌いなので、移民局に直接、最終申請日を10月31日から延長する予定があるのか、そして、これらの状況を踏まえて延長して欲しい旨お願いしてみたのですが、「これについては最終決定は出ていません。」のつれない返答のみ。
また、所属している移民アドバイザーの職能団体にも、最終申請日の延長について移民局にロビー活動をしないのか尋ねたところ、「その点については移民局と話したが、現在最終決定待ち」とのこと。
人手不足で困っているからWork visaを延長するなどして優遇して、永住権につながるWTRについては考慮しないということになった場合、移民局が求めているのは、ワーカーだけで、引き続き新たな永住権保持者数を減らしていく方針なのかと勘ぐってしまいます。
本コラムは一般的なビザ、移民法等の情報提供で、法的助言を目的としていません。執筆者及び弊社は、本コラムの内容等に起因する損害について、一切の責任を負わないものとします。内容の無断転載を禁止します(9月19日執筆)。
- Aki Yamasaki
- New Zealand Visa Partner Limited(ニュージーランドビザ申請代行センター)代表。NZ政府公認・移民アドバイザー(Licence No. 201701307)/NZ公認教育カウンセラー。カンタベリー日本人会協賛会員。Google Review 5.0。
- ニュージーランド移住27年目、移民アドバイザー歴9年目。TOEIC満点、英検1級。Master of Business Lincoln Uni、Bachelor of Social Science (心理学) Waikato Uni,、移民法最高学位GDNZIA等15学位を取得し、現在も大学院ロースクールで法律を学ぶ。
- 一般的なビザ申請だけでなく、申請却下歴、犯罪歴、移民保護裁判所などの困難な案件にも対応。移民法に基づく法的助言、申請代行、移民局との交渉、面接同席、弁論書作成等一貫して担当する。却下後の不服申立て、犯罪歴・病歴を伴う案件、移民大臣による特別な例外許可を求める案件、さらに弁護士や他の移民アドバイザーでもビザ取得に至らなかった案件についても、ビザ発給へ導いた実績を有する。 コロナ禍でビザ許可率が低下していた時期に、かつ素行要件にも抵触していた2件のビザ申請を除き、これまで受任したビザ申請の成功率は100%。評判の高い移民アドバイザーや留学エージェントからも案件の紹介を受けている。
- 法律分析と移民局への弁論書に定評あり。本気でニュージーランドのビザ取得を目指し、「応援したい」と思える案件のみ厳選して受任。弊社で申請代行可能かどうかの査定は無料。
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