ニュージーランドの公用語の一つであるマオリ語。教育の現場で働いてきていますが、先生たちがなるべく多くのマオリ語を覚えて先生同士や子どもたちに話していこうという雰囲気があるなと感じます。
今日のテーマはテレビキャスターの人も使っているのを聞くようになった「気分を説明する」です。
How are you? How do you feel?はマオリ語で
- Q: Kei te pehea koe (ケイ テ ピヒア コエ)? この質問に対して
- A: Kei te _______ ahau( ケイ テ ____ アホウ)
と答えます。 この_____ にいろいろな表現を入れていきます。
- マオリ語 日本語
- Pai (パイ) = 調子がいい
- Nge nge (ニェニェ) = 疲れた
- Haikai(ヒアカイ) = お腹がすいた
- Pukuriri(プクリり) = 怒っている
- Harikoa (ハリコア) = 幸せ
- Hiamoe(ヒアモエ) = 眠い
- 「調子がいいですよ」と答えるには
- Kei te pai ahau (ケイ テ パイ アホウ)と答えます。
- 「疲れています」はマオリ語で
- Kei te nge nge ahau(ケイ テ ニェニェ アホウ)
- 「お腹がすいています」はマオリ語で
- Kei te haikai ahau(ケイ テ ヒアカイ アホウ)
この文章の最後にある ahau(アホウ)は、「私」という意味になり、koe(コエ)にすると「あなた」という意味になります。
- 例えば、
- 「あなたはお腹がすいていますか?」はマオリ語で
- Kei te haikai koe?(ケイ テ ヒアカイ コエ?)
- 「あなたは眠いですか?」はマオリ語で
- Kei te haimoe koe?(ケイ テ ヒアモエ コエ?)
マオリ語は地方によって方言があり、本によってはahau(アホウ)が au(オウ)になっています。僕は、Te Reo singalongというところが出している本を中心にマオリ語の表現を勉強しています。今回の内容は、このTe Reo singalongが出している「Kia ora」という本、そしてTracy Duncanさんが書いた「Kei te pehea koe?」という本を参照して書かせて頂きました。
いかかでしょうか? Kei te pai ahan(ケイ テ パイ アホウ) はテレビからもよく聞くフレーズの一つとなってきていますね。マオリ語での表現の幅を広げるヒントになればと思います。
- 「Kia ora」https://tereosingalong.co.nz/product/kia-ora-hello/
- 「Kei te pehea koe?」https://www.penguin.co.nz/books/kei-te-pehea-koe-9780143502838