ニュージーランドの高校のシステム

高校入学に必要なもの

日本からニュージーランドの高校に入学（正規留学）する場合、以下のものが必要となります。

• 記入済みの願書
• 現在通われている日本の学校の成績証明書
• 現在通われている日本の学校の出席証明書

上記以外にも、学校長/担任/英語主任の先生からの推薦状があると入学手続きがスムーズです。また、学校によっては、パスポートのコピーや、予防接種記録、簡単な英文での自己紹介等の提出を求められることがあります。

必ず入学できるの？入試は？

学費とホームステイ代金さえ払えば、基本的には入れます。ただし、英語の能力が授業に付いて行けないなどの理由でそのまま入学できないケースもあります。その場合は、高校準備コースやヤングラーナーコースというのが設定されている語学学校に通うか、学校によってはレセプションコースという留学生専用の英語学習に重点を置いたコースに入学となります。

また、日本での登校日数が少ない場合などは、成績評価がつかない場合がありますので、その場合も高校準備コースなどで実績を作る必要があります。入試はありませんが、語学力を見極めるためのインタビューがあります。

入学タイミングはいつ？

ニュージーランドの学校の1年は、1月始まり12月終わりです。4学期制です。学期の始めの日からの入学が可能ですので、年に4回の入学タイミングがあります。

NCEA

ニュージーランドでは、2002年よりNCEA (National Certificate of Educational Achievement) とう全国学力統一試験を導入しています。海外でも認められている公的資格となります。
高校は、Year11,12,13ですが、それぞれが、NCEA level 1, NCEA level 2, NCEA level 3 に対応します。

学年は基本的に年齢で決まりますが、実際に学習する教科のレベルは生徒によって異なります。Year 12に在席していても、苦手だったYear 11の科目を受けていたり、得意なYear13の科目を受けることも可能です。あまり在席年にはこだわらなくていいと思います。

進学先

日本の大学に進む場合は、Year 13までの卒業が必要です。また、NCEA level 2 以上が必要です。ただし、求められるものは各学校によって違いますので、進学したい学校が発表している要項を確認しておく必要があります。

ニュージーランドの大学に進む場合は、大学入学資格 (University Entrance Qualification)の取得が必要となります。大学入学資格は、取得単位など細かく制定されています。
大学入学資格が取れない場合は、ファウンデーションコースに入るか、ポリテクニックなどの専門学校に入学ということになります。

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