留学中に住む場所は、期間が限られているとは言え大きな決断です。ここではおそらくニュージーランドの住まいの選択肢のメインとなるホームステイ、大学の寮、フラットに絞ってそれぞれの特徴を紹介していきます。
ホームステイ
ホームステイでは、ニュージーランドの家庭での様々な経験ができる素晴らしい機会になりますが、ニュージーランドは多文化共生社会なので人口の多くを占める中国系を中心としたアジア系の移民の家族のもとにあたるケースもあるかと思います。家庭によってさまざまなルールが存在することが多く、食事のタイミングや休日の過ごし方、また門限など厳しくなることもあるので、大学に通い始めたばかりで様々なことに慣れが必要な一年生がホームステイを選ぶケースが多いという風に感じます。
大学の寮
大学の寮では、自炊式のものや三食付きの寮、ルームメイトがいるタイプの部屋、部屋は自分用に持てるが、キッチンやバスルームを共有するタイプの寮など様々あります。大学の寮はホームステイに比べるとお得ですが、自分で探すフラットに比べると割高な傾向にあります。アクティビティ代として寮内での交流に使われる費用が寮費の一部として引かれたりします。その代わり、寮に住んでいる人は皆大学の人たちなので、心強さはあります。寮内のイベントは寮にもよりますが、アクティビティ代を払っているだけもあって頻繁に毎週末などに開催され、よくあるのがムービーナイト、クイズ大会、特技披露大会、ボードゲームなどです。ちょっとしたドリンクやお菓子と共に寮に住む人たちと交流ができます。また大学の寮に住む大きなメリットは大学への近さです。オークランドで大学に通うとなるとシティに住むには家賃は恐ろしく高いため、たいていの人がバスや車の送迎を使って通学します。ニュージーランドのバスは時間通りに走ることはなかなか難しく、渋滞もオークランドはひどくかなり時間のロスにもなります。それを避けられることは寮に住む大きな利点になります。寮で気の合う友達を見つけることができたら次の年から彼らとフラットをすることも可能です。未来のフラットメイトを見つけるという点でも寮暮らしはいいスタートになるかもしれません。
フラット
ニュージーランドでフラットを探すにはtrade meというウエブサイトが有名ですが、いい物件を探すのに時間がかかることがあります。必ず物件を見てから契約を組まないとサイトの写真と異なる事や、フラットメイトやオーナーの雰囲気、清潔さなどに実際に見ないと気づけないことがあります。ニュージーランドに既に住んでいて物件を見て回れる時間がある人は、フラット探しをしてみるのは一つの手です。
今回紹介させていただいた三つの住まいの選択肢どれにも利点欠点はありますが、ご自身の優先すべきものや求めるものにあった良い選択ができたらいいかと思います！
