大学の時、学校の任意プログラムでカンタベリー大地震があった同年の8月末から3月まで約半年間クライストチャーチに留学をしました。英文科なのに英語は苦手。これではいけないと留学を決意しました。友達やファミリー、先生方との出会い、旅行、ケンブリッジコースで必死に勉強したこと、ここに来なければ私の今の生活はありません。そして思い返せば今でも笑える経験をたくさんしました。今回そちらについてシェアしたいと思います。
ついにニュージーランドに上陸! しかしクライストチャーチ行きの国内線は私を置いて行ってしまった…
何故なら日本からの便が遅れていたからです。なので次回の飛行機は無料で手配してくれたものの、なんと次の日。ホストファミリーが空港に迎えに来てしまう、学校は明日から始まる、かなりパニックでした。しかし公衆電話の使い方もわからず、ただただコインが吸い取られていく…つたない英語で何とかデスクで電話を借り、現地に連絡をとることができました。ちなみにホテルも空港側が手配してくれ、部屋もいいし、夕食も朝食もビュッフェで初日からなかなか優雅な時間を過ごしました(笑)
オークランド国際空港では、国際線ターミナルから国内線ターミナルまで距離があるため、初めて日本からオークランドに来て乗り換えがある場合、遅延とイミグレが混むことを考慮し4時間あってもいいと思います。
ニュージーランドに来て初めて購入したものは毛糸の分厚いマフラー
春と聞いていたのですが、想像するより100倍寒かったです。ニュージーランドではよくあるスリープアウト(家の敷地内に別の建物で建てられた部屋で、夜帰った時など気を使わないから人気)に部屋をもらったのですが、あまりの寒さに家の中にある部屋に移動させてもらいました。スリープアウトは言わば簡単な小屋ですから、窓から風が通っていたりするものもあります。スリープアウトに見えない立派な部屋もありますが、部屋がそちらに手配されたときは、室内の空調と、しっかりした施錠があるかチェックしましょう。
住み始めて1カ月、突然のファミリーとの別れ
ホストマザーが外国人だったのですが、急に数カ月帰国することが決まり家を移動することに。あまり好ましくない事態だったらしく学校側からは謝罪を受けましたが、引っ越した後も食事に呼んでくれたし、次のファミリーも良く、半年間で2つの素晴らしい家族を持つことができました。今まで色んな人のホストファミリーの話を聞きましたが、帰りたくないほど辛いなら潔く環境を変えたって大丈夫です。少しでも不安なことがあれば友達や学校の先生に相談するといいです。