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⑨ワーホリ開始時に必要な英語力【最新ワーホリ攻略法(2023~2024年)】

2023年10月からニュージーランドのオークランドでワーキングホリデーをしているSkyが、NZでのワーキングホリデーの最新の攻略法をお伝えします。多くのことをお伝えしたいので、複数のトピックに分けて、少しずつ執筆させていただいておりましたが、今回で「最新ワーホリ攻略法(2023~2024年)」シリーズを一旦完結させていただきます。これまで10個のトピックにお付き合いくださり、ありがとうございました。まだ読んでいないトピックがある方はぜひ投稿者の画面からご確認ください。

数々の同様のサイトや記事がありますが、これからワーホリに来られる方、ワーホリを行おうと考えている方は、最新の情報をお届けするので、ぜひ参考にしてください。

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今回は、ワーホリ開始時に必要な英語力についてです。私は英語の専門家ではないので、あくまでワーホリを行っている筆者から見た必要な英語力についてお伝えします。また、数々の英語力をはかる試験があり、参考までに筆者の合否やスコアについてもこの記事内で公開しますが、それらの合否やスコアについても、ワーホリを始めるにあたって直接関係のあるものではありません。

◼️筆者のワーホリ前の英語力

はじめに、筆者のワーホリ前の英語力についてお伝えします。

結論から言うと、英語力がないわけではないです。英語の勉強を始めた小学校高学年から大学まで一度も英語が苦手だと感じたことがありません。しかし、これは私が受けてきた英語教育がReadingに偏っていたからです。したがって、洋楽や洋画を全て聞き取って理解できるわけではなく、自分の言いたいことを流暢に英語で表現できるわけでもなく、英語で手紙やメールを書くことができるわけではありません。

4技能と呼ばれるListening、Reading、Writing、Speakingをそれぞれ自己評価すると得意な順番は次のようになります。

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1.Reading

最も得意です。日本国内や諸外国の英語の表示を見てもほとんど理解できます。洋書もところどころわからない単語があったりしますが、基本的には理解できます。

2.Listening

英語の試験や駅、空港等でのアナウンスであればほとんど理解できます。洋楽や洋画は理解できないことも多いです。

3.Writing

試験に出題されるようなライティングでは文法ミス等なく、ある程度作文ができます。手紙やメールの書き方はわかりません。

4.Speaking

一番苦手だと感じています。自分の言いたいことを、一度頭の中で整理すれば、英語で伝えることができます。

ここまで、かなり主観的に筆者の英語力について記載してきましたが、これだと伝わりにくいと思いますので、TOEICと英検についても記載します。

1.TOEIC

Listening & Reading testは数回受験してきましたが、800~900点です。ワーホリ開始直前に受けたスコアは860点(Listening: 405点、Reading: 435点)でした。4技能については受けたことがありません。

2.英検

準1級まで各級を1発合格してきました。ちょうど満点と合格最低点の中間くらいのスコアだったと思います。1級については受験したことがありません。4技能のスコアについては、日本に結果を置いてきてしまったので今はわかりません。すみません。

◼️筆者のワーホリ前の勉強法

ワーホリに向けた勉強はほとんど行っていませんが、オンライン英会話を1ヶ月1日30分程度続けました。会話の内容は自由な会話かデイリーニュースを選択していました。これにより、少しは英語を聞くこと、話すことに慣れられたのではないかと思います。特に聞くことに関しては、講師のほとんどがフィリピン人なのですが、ほぼ聞き返すことなく聞き取れるようになっていました。各社のオンライン英会話は初月はお得に受けられると思うので、ぜひ1ヶ月だけでも挑戦してみましょう。

◼️ワーホリで必要だと感じる力

ワーホリ中に必要だと考える力について4技能に分けて紹介します。

1.Listening

筆者がワーホリに来てから一番大切な技能だと感じました。英語の試験や駅、空港等でのアナウンスのようにはっきりと話されるわけではありません。また、ニュージーランドには様々な国の方がいて、様々な英語を話します。リスニングが得意な方でも苦労するのではないでしょうか。様々な英語を聞き取る力が必要で、これは慣れるしか方法がないのだと感じております。

2.Reading

ほとんどが英語で書かれているので、英語を読み取る力が必要になりますが、日常生活においてはそこまで大切ではありません。難しい単語があったり、難解な文章があったりした際には、辞書や翻訳機を使用することもできるので、心配する必要はないでしょう。

3.Writing

CVをはじめとした書類や手紙を書く際に必要になります。しかし、国によって書き方が違ったりするので、事前に勉強する必要はないでしょう。その都度、調べながら書くことで勉強になります。

4.Speaking

伝える技能が必要になります。文法上の細かなミスの有無等にとらわれず、伝えようとする姿勢が大切だと感じております。わからない単語があっても、ジェスチャー等も含めてなんとか伝える姿勢が何よりも大切だと感じました。

◼️ワーホリ中の勉強

ワーホリ中の勉強方法について4技能に分けて紹介します。

1.Listening

現地の方と英語を話すことで練習できます。わからないことがあれば、わかるまで聞き返すことを意識しましょう。ニュージーランドの方はみなさん優しいので、言い換えたりして伝えてくれます。

2.Reading

ほとんど勉強の機会がないので、筆者は図書館で本を借りて読むようにしています。ニュージーランドの本屋ニュージーランド人が筆者の本を選ぶようにしています。

3.Writing

書類の作成や手紙の書き方などを調べながら書くことで勉強になります。せっかくなので日本にいる家族や友人に手紙を出してみましょう。

4.Speaking

こちらも現地の方と英語を話すことで練習できます。ミス等に恐れず、頑張って伝える姿勢が大切になるでしょう。文法ミスや話すスピードも徐々に改善すると信じて話すことのみです。

◼️ワーホリ後の目標

筆者のワーホリ後の英語の目標は

1.英語を用いて円滑なコミュニケーションができる

どこか特定の国の人のように話せるようになるのが目標ではありません。英語は話者によって大きく異なるからです。様々な国の人が話す英語において、「正しい英語」とは何でしょう。イギリス人の話す英語でしょうか。アメリカ人が話す英語でしょうか。ニュージーランド人が話す英語でしょうか。筆者はすべて「正しい英語」で、日本人が話す英語も「正しい英語」の1つだと考えています。英語を使う目的はコミュニケーションが1番だと思いますので、円滑なコミュニケーションができることを目標にしました。

2.英検1級に合格する

上記の目標がワーホリでの1番の目標ですが、具体的ではないので、英検という指標を使って目標にしたいと思います。

みなさんそれぞれの目標を考えて、それに向けて取り組みましょう。

◼️最後に

ワーホリに行こうか迷っている方、少なくないと思います。筆者も迷いました。様々な理由で迷っていると思います。もし、その迷いの原因が英語であるならば、全く心配ありません。必ず、衣食住を確保し、仕事も見つけ、友達も作って楽しく生活できます。「日本ではかる英語力」と「ニュージーランドでワーホリをするのに必要になる英語力」は全く異なります。その力は実際にニュージーランドに来てみないとわかりません。誰しもがそれぞれの特技や長所を生かして必ず成功させることができるでしょう。

この記事や筆者のこれまでの「最新ワーホリ攻略法(2023~2024年)」シリーズ10個の記事を参考にし、一人でも多くの方が勇気を持って日本を飛び出してニュージーランドに来ていただければ幸いです。

最後に、私の好きな言葉を紹介します。

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“A ship in a harbor is safe, but that is not what ships are built for.” —John A. Shedd

「港にいる船は安全だ。しかし、船はそのために作られたのではない」(筆者訳)

みなさんも一歩日本を踏み出して、挑戦してみましょう。きっと素晴らしい経験ができるはずです。

今回は、⑨ワーホリ開始時に必要な英語力について紹介しました。今回で、この「最新ワーホリ攻略法(2023~2024年)」シリーズを一旦完結したいと思います。ワーホリを終了して日本に帰国する際にワーホリの総括としてこのシリーズ最後の記事をかければと思っております。これまで10個のトピックにお付き合いくださり、ありがとうございました。まだ読んでいないトピックがある方はぜひ投稿者の画面からご確認ください。

また、このシリーズは完結しますが、ワーキングホリデーをする方はもちろん、旅行で訪れる方や留学生の方等に役立つトピックを今後もなるべくたくさん書いていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

記者プロフィール

Sky

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2023年10月からニュージーランドのオークランドでワーキングホリデーをしているSkyが、NZでのワーキングホリデーの最新の攻略法をお伝えします。

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