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ニュージーランド留学に必要な費用の全容

ニュージーランド留学に必要な費用

 

 「英語ができてあたりまえの時代になる」「社会人スキルとして英語はできて当然。」など言われて久しいですが、どこまで英語が皆様の身の回りに浸透しているでしょうか?

 英語は言語。つまり本来、自然に覚えるものなのです。日本という島国で育った我々には、大陸の方ほど多国語に触れる機会は少ないため、この「自然に覚える」ということができませんでした。しかし、現代では、飛行機に乗れば10時間程度でどこにでも行ける時代。インターネットがあるから、親と離れて暮らしていてもいつでも連絡がつくし、友人ともメールなどで悩み相談もできます。こんな便利な時代に生きていて、海外留学をしない手はありません!是非、海外に足を伸ばして、生の英語に触れて、「自然に身につく」とまでは言いませんが、英語環境に埋もれて英語習得を目指して欲しいと思います。

 こちらのページでは、留学の中でも一番の懸念材料になる「費用」について詳しく説明をしたいと思います。ニュージーランドは安全で自然が多く、他の英語圏の国(アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア)に比べると比較的安価で留学ができることから、留学先として注目を集めています。留学のスタイルやどのような留学生活を送るかかによって費用は大きく異なりますが、目安になれば幸いです。

ニュージーランド留学に必要な7つの費用の詳細

学費

 学費は学校やコースにより異なりますが、ニュージーランド最大の都市オークランドの語学学校の週平均価格は$380。1ヵ月(4週間)学校に通うと$1520になります。また他にも入学金、教材費などもかかってきます。学校によってはプロモーションや長期割引があり、1週間当たりの単価がさらにお安くなることも!プロモーションは定期的に変わるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 現地小中高校(公立)は$13,000~$18,000/年、専門学校は$20,000/年が平均的な目安となります。

居住費用

 留学中の滞在方法で一番人気な滞在方法は、英語の勉強はもちろんのこと、ニュージーランドの文化を学ぶことができるホームステイ!(*18歳未満で現地の小中高、語学学校に通う生徒は原則ホームステイでの滞在となります)

 18歳以上の学生さんに人気な滞在方法はフラットシェア。フラットシェアとは日本でいうシェアハウスと同じ形式で、個別のベッドルームはありますがリビング、キッチン、バス、トイレは共同で使用します。プライバシーが尊重されにくいという面もありますが、様々な国籍の人と知り合える、家賃が手ごろであるというメリットもあります。シェアする物件は郊外では一軒家、市内中心部ではアパートが多く、家具が備え付けられている家も多いので、スーツケース1つで入居できます。学校によっては学生寮や学生専用フラットを持っている学校があります。

ホームステイの費用

ホームステイは18歳以上の生徒の場合、平日2食、土日祝日3食がつき週$250、18歳未満の生徒の場合は毎日3食つき週$280が平均です。またホームステイ手配料が初回のみ平均$230かかります。ホームステイの変更について、明らかにファミリー側に問題があると認められる場合(個室を与えられない、食事が提供されない等)は手配料無料で変更が可能となりますが、こちらの自己都合による理由(ファミリーとあわない、食事がおいしくない等)の変更は再度手配料が発生します。

18歳以上の生徒が12週間ホームステイをした場合
  • ホームステイ手配料:$230
  • ホームステイ料(平日2食、土日祝日3食):$250/週×12週間=$3,000
合計:$3,230
(NZ$1=112円とすると361,760円)

フラットシェアの費用

 フラットシェアの料金は、一般的に都市部に近づくほど家賃が高くなる傾向にあります。また都市によっても大きく差が出てきます。フラットシェアの場合は家賃の他に、光熱費やインターネット使用費、水道料金などをフラットに住む全員で分割して支払う場合や、家賃にすべての雑費が含まれていることがあります。契約の際に、雑費の支払いはどうなるのかをきちんと確認しましょう。

地域別フラットシェアの平均価格(週)
  • オークランド:$160~$220/週
  • クライストチャーチ:$120~$180/週
  • その他のエリア:$100~$150/週

食費

 ホームステイ滞在中は平日は朝晩2食、土日祝日は朝昼晩の3食つくため、ランチ代のみとなりますが、フラットシェアで生活をし始めたら3食の用意が必要です。外食ですますのか、自炊をするのか、働いた先でまかないをもらえるのか・・・生活の仕方によって食費は大きく変わってきます。

 レストランの料金の地域差はほとんどなく、ランチは平均$12、ディナーは$15が目安になります。ファストフードでもハンバーガー、ポテト、ドリンクがセットになったコンボは安くても$5かかります。ニュージーランドは生鮮食品の物価は比較的安く、特に旬の素材はお手軽な値段で手に入ります。旬の食材を利用して自炊をすると食費を抑えることができます。

一人暮らし

 フラットシェアで生活し、3食自炊をし、アルコールの摂取は1週間でワイン1本程だとすると$70/週が平均です。

 ホームステイ期間中はランチ代が$30/週程必要です。

高校生

 ホームステイで毎日朝昼晩食事が提供されるので、食費はほとんどかかりません。毎日ペットボトルのジュース1本とお菓子(チョコ、クッキー、ポテトチップスなど)を1つ買う程度であれば、$30/週もかからないでしょう。

家族

 夫婦、小学生と幼稚園の子供がいる4人家族で、かつ月に1回程度家族で外食し、月1回程度ご主人が同僚と飲みに行く場合は、$200/週が目安です。

交通費

 ニュージーランドでの主な公共交通機関はバスとなっています。ホームステイは学校からバスで約20~30分かかる場所に手配されることが多いです。バスは地域ごとに発行されているバスカードを利用すると料金が少しお安くなります。また車内で降車場所のアナウンスがないので、降車する際は景色を見ておりたい場所が近づいたら降車ボタンを押します。慣れないうちはバスドライバーにおりたい場所を伝え、降車場所が近づいてきたら声をかけてもらうようにお願いしましょう。

 自転車の通学は、自転車専用レーンが増えてきていますがそれでも車と接触するなど事故の可能性が高いため学校からは推奨されていません。機能性の高い自転車は盗難の対象にもなるので、利用する際は必ず自転車が駐車できる場所にチェーンロックをかけましょう。

(例)オークランドにて、ホームステイが学校から2ゾーン(バスで20-30分)かかる場所に手配され、平日毎日学校(市内中心部)に通った場合

現金払いの場合、正規料金、且つ、乗り換え毎に正規料金が発生
乗り換え無しの場合
片道$5.50×往復×5日=$55/週
 
ゾーンの境界線で乗り換え1回の場合
片道($3.50+$3.50)×往復×5日=$70/週
 
ゾーンの境界線の前で乗り換え1回の場合
片道($3.50+$5.50)×往復×5日=$90/週
 
ゾーンの境界線の後で乗り換え1回の場合
片道($5.50+$3.50)×往復×5日=$90/週
 
AT HOPカードの場合、割引料金、且つ、乗り換え毎に正規料金発生無し(※)
一般の場合
片道$3.15×往復×5日=$31.50/週
 
学生割引が使える場合
★★片道$2.35×往復×5日=$23.50/週★★

(※)30分以内に、乗り換えしたバス内、或いは、電車の駅構内にある AT HOPカード読み取り機でタグ・オン(乗車時のタッチ)した場合、且つ、最初のタグ・オンから次のタグ・オフ(降車時のタッチ)が4時間以内の場合に、下記の様に、乗り換え分は、降りたゾーンによって自動計算されます。

乗り換えた場所のゾーンと同じゾーン内で降りた場合
乗り換え分は、無料。
 
乗り換えた場所のゾーンと違うゾーンで降りた場合
トータルで、最初にタグ・オンした地点からのゾーン数のAT HOPカード利用時の料金になるように減額された金額が、乗り換え分の料金になる。
 
詳しくは、AT(Auckland Transport)のサイトで。
AT HOPカード利用時の料金システムについては
 
各種料金表については
 
ゾーンの区分けについては
https://at.govt.nz/media/1974237/simpler-fares-zone-map-web-june-2017.pdf

交際費

 留学生活中には友達とアクティビティや小旅行に参加したり、カフェでおしゃべりや映画を見たり、ご飯を食べたりする時間も必要ですよね。学校の友達とのお出かけは英語の勉強にもなるのでおすすめです!学割が使える場所は積極的に利用しましょう。

 生活スタイルによって費用が大きく異なる部分なので、下記の一例を参考にしてくださいね。

交際費一例
  • カフェでコーヒー1杯:$4
  • 映画鑑賞:$18.50(学割$16)
  • ボウリング:$15~
  • ランチ:$12~(ファストフードやテイクアウトでは、探せば$5~も有り)
  • ディナー:$15~
  • 美術館/博物館の入場料:無料~$25
  • 半日小旅行:$50~$80
  • 日帰り旅行:$180~$380

航空券

 日本とニュージーランドをつなぐ直行便を運営しているのは、ニュージーランド航空だけ。ニュージーランド航空は東京(成田)と時期によって大阪(関空)からオークランド間を運営しています。費用は時期によって異なりますが、東京オークランド間往復が9万9000円~、ピーク時(年末年始など)は20万円近くなります。正規早割りで購入すると良いでしょう。

 経由便で人気がある便は、ジェットスター航空やカンタス航空、中華航空(台湾)、大韓航空便、中国南方航空、シンガポール航空となります。経由で時間がかかる分、直行便のニュージーランド航空に比べて費用が少しお安くなっているのも特徴です。

実体験に基づく留学費用―まりさんの場合―

 短大卒業後、営業事務員で7年半勤務し転職を考え始めた頃、再就職する前に自分へのご褒美としてずっと行きたかった海外へワーキングホリデーで1年間滞在することにしました。年齢の事もあり周りからは心配の声もありましたが、長い人生のうちのたった1年だし、このチャンスを逃したら後はないかもしれない!思い立ったら即行動派タイプの性格なので、退職も含めすぐに渡航準備にとりかかり、ニュージーランドに到着して間もなく28歳になりました。英語は高校卒業程度でした。

 最初の3ヶ月間はオークランドでホームステイをしながら語学学校の一般英語コースに通いました。ホームステイは学校からバスで約30分かかる2ゾーン離れた地域でした。学校卒業が近づき就職活動を始めたころ、学校で仲良くなった友人の紹介で日本食レストランで働くことになり、交通費を節約するために市内中心部のフラットシェアに移りました。全ての予算は100万円までと決めていたのでレストランのまかないで食費もほとんどかからず、交際費がなければわずかに貯金できる週もありました。レストランで6ヶ月働き、最後の3ヶ月間は南島のネルソンのバッパーに住みながらフルーツピッキングをしました。肉体労働でなんとか生活できる程度の収入でしたが世界各国からの友達ができ、いい経験にもなってとても楽しかったです。

項目 内訳 費用 備考
学校関係 語学学校入学金 $200  
一般英語コース授業料 $4560/3ヶ月  
ホームステイ手配料 $250  
ホームステイ料 $3000/3ヶ月 昼食代 $300/3ヶ月
海外旅行保険 $875.98/年 NZ現地の保険会社
空港送迎料 $100 片道
その他 航空券 $2000 往復直行便
交通費 $420/3ヶ月 シティから2ゾーン
携帯電話料 $348/年 $200(携帯電話機種)
家賃 $6000/6ヶ月 水道、電気、インターネット、食費込
収入 給料 $9150/6ヶ月 日本食レストラン
シーズナルワーク3ヶ月間 $0 宿泊費、生活費が給料とほぼ差額無し
合計 (費用合計 - 収入合計) $9103.98 約1,019,646円
(NZ$1=112円として)