本記事ではリーズナブルな費用でMBA(経営学修士)を取得する方法をご紹介します。
『MBA=アメリカ』
というイメージを多くの方が抱いているかと思いますが、実はNZでも取得できちゃうんです。
場所はMt. AlbertにあるAuckland Institute of Studies。
AISは語学のみならずビジネスコースも提供している学校です。
AISのMBA入学条件
- IELTS Band Score 6.5以上(各セッション 6.0以上)
- 大学卒業(4年生、学部問わず)
- 職歴2年以上
- 推薦状2通
IELTSの代わりにTEPというAIS独自のテストに合格することでも、上記1の条件を満たせます。AISには日本人スタッフもいるので申し込みも簡単。TEPはIELTS同様に、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのセクションで構成されています。各セッション20点満点で、MBAの入学条件は各セッション最低13点、合計で56点以上です。推薦状については、私の場合、大学時代に所属していたゼミの教授と前語学学校のIELTS専門コースの担任の先生に書いてもらいました。
AISのMBAの費用について
気になる金額ですが、私が申し込んだ時点での金額は授業料(18ヶ月)$32,700(約270万)。これに学生VISAへ切り替える為の費用が加わります。(※AISのMBA受講には学生VISAが必須。私はワーホリVISAで来たので切り替えました)学生VISAに切り替えには、NZの滞在期間の生活費と帰りの航空券代を所持しているかどうか証明する為の銀行の残高証明の提出が要求されます。MBAは18ヶ月なので、生活費$15,000(12ヶ月)+ $7,500($1,250/月)+航空券$2,000の計$24,500(約200万)がVISAの切り替えの為に必要でした。”授業料を振り込んだ後の残高”なので合計500万円弱準備しました。
決して安い金額ではありませんが、アメリカの大学やビジネススクールでMBAを取得するより圧倒的に安い費用です。これまでの『MBA=アメリカ』という考えが、将来的に『MBA=アメリカ以外』に変わるのもそう遠くないかもしれません。
MBA受講予定者は無料で英語クラスが受けられる
また、AISのMBA受講の特典として、最長3ヶ月間、英語クラスが無料で受講できます。一般英語、IELTSコース、専門プログラム準備コースがあり、私はIELTSを選びました。私の場合は既にMBA開講まで6週間だった為、実際には3ヶ月ではなく6週間だけのIELTSコースでしたが、英語力の底上げという意味で貴重な時間を過ごせました。
MBAクラスは15カ国の多国籍で構成
3月23日にMBAのオリエンテーションがあり、クラスメートと初対面。恐らくその場に40〜50人はいたと思いますが、日本人は私1人のみ。中国、インド出身の方々が多く、年齢層は様々。その他はフィリピン、ベトナム、ネパール、ブラジル、韓国、南アフリカ、フィジー、スリランカ、ハンガリー、インドネシア、UAE、マレーシアと様々。年齢層は20〜50代まで幅広い。
MBAにご興味がある方は、選択肢の1つとして是非検討してみて下さい。