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語学学校に半年通ってみて3 仕事は見つかるのか!?

んにちは。2024年5月よりオークランドに滞在中のMoricoです。今回は語学学校に通いながら仕事は見つかるのか、半年間語学学校に通った私の経験と友人達の話などから今のオークランドでの仕事探しについてもお伝えしたいと思います。

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ぶっちゃけ経済状況はよくない

今のNZの経済状況は正直言って非常に悪く、失業率なども上がっているようです。また、冬(6〜9月くらいまで)は閑散期で、お客さんが見込めないからと早く店を閉めたり、新規スタッフを雇用しない店が多いです。ワーホリであれ学生ビザであれ、ほとんどの人が飲食店での仕事を探すと思うのですが、閑散期は夏場より求人が圧倒的に少ないうえに、2024年の冬の求人の少なさは異常だったと、滞在が長い方々は口を揃えて言っていました。

経験重視、働ける時間・期間が長いほどチャンスが増す

そんな閑散期真只中に渡航したので、求人に応募するも返事は全く返ってきません。また『経験のある』スタッフを募集している店がほとんどで、例えばカフェならバリスタの経験、レストランならシェフの経験、日本食レストラン(ジャパレス)でさえも英語での接客経験がある人優遇という条件がほとんどでした。こちらのカフェは午後2時〜3時に閉店してしまうため、学校の後にカフェで働くという選択肢はほぼないと思ってください。ランチ営業から夜まで通しでやっているレストランでも「平日の昼間に働ける人しか雇わない」と言われたりもしました。また、『6か月以上の勤務』が条件の求人がほとんどですが、働ける時間や期間が長い人を採用したいのは当然のことです。

語学学校在学中に仕事をしていたのはこんな人

私が入学するより前、つまり閑散期の前に仕事を見つけていた人や、友人やフラットメイトの紹介で仕事を得て働いていた友人もいました。語学学校在学期間が1〜3か月間だった友人のほとんどは、在学中は観光や友達作りをメインにし、卒業の少し前から徐々にバイト探しを始め、卒業後に本格的に働き始めるという人が多かったです。ただ、平日夜や土日中心の勤務はフルタイムの学生でも可能です。

語学力は重要

ローカル店であれ、ジャパレスであれ、やはり英語力が高い人は優遇されます。確かに、ジャパレスのキッチンでスタッフ全員日本人であれば英語力は不問ですが、一人でも日本語の分からないスタッフがいれば英語は必須です。接客となれば日常会話ができ、お客さんからの質問や要求にも咄嗟に対応できる語学力が必要とされます。現に、私が皿洗いの仕事で面接に行ったカフェのマネージャーには「たまに僕と意思疎通ができない子が面接に来たりして断るんだけど(君はそうじゃないからトライアルしてみよう)」と言われたことがあります。このカフェとは結局ご縁がありませんでしたが。面接での自己紹介や簡単な質疑応答に自信を持って受け答えできなければ、経験があっても、ビザがほぼ1年残っていても不採用になる確率は高いと思われます。ポジションにもよりますが、NZで仕事を得るにはある程度の英語力は必要だと感じています。

学校に通いながら仕事をすることは不可能ではない

自分の学校生活と店側が要求する勤務時間帯がマッチすれば語学学校に通っていても就労は十分可能です。学校に通うことで自分の英語レベルも分かりますし、CVの添削をしてくれる先生やスタッフもいます。クラスメイトから仕事を紹介してもらえるチャンスもあります。ただ、時期によっては求人がそもそも少なかったり、平日や土日関係なくフレキシブルに働ける人が優遇されるのも仕方のないことです。

幸運なことに、私は卒業間際に働き口が見つかりましたが、CVを送ったり持ち込んだり、面接に行っては断られの繰り返しは正直つらいものがありました。仕事が見つからず帰国せざるを得なくなった人もいる一方で、来てすぐに仕事が見つかる人もいます。『運』としか言いようがありませんが、渡航前に準備できることもたくさんあります。早く仕事を見つけたい人は、日本にいるうちからCVの書き方や面接で聞かれそうなことなど予めリストアップして練習しておくのもいいかもしれません。

記者プロフィール

Morico

Morico

日本での仕事を辞めて30歳でワーホリに来ました。旅行や短期留学での海外滞在経験はあるものの長期滞在は初めて。どこで生きるのが私にとって最善か、今後の人生を見つめる期間にできればと思っています。

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