交換留学や語学留学で大変人気のあるニュージーランドですが、大学の学位を実際にニュージーランドでとるとなるとどのようなメリットやデメリットが実際にあるのか紹介していきます。
メリット
まず大学卒業後にニュージーランドで仕事を得て暮らしたいと望む方には大きなメリットになります。ビザの情報は常に移民局の方で確認が必要ですが、ニュージーランドの大学を卒業すると卒業後に一年間(職業やエリアによっては二年間)Post study work visaというビザが申請可能になります。その期間を使って仕事探しをしたりインターンをしたりなど実際の職を得るための準備期間としてニュージーランドに滞在することが可能です。ニュージーランドは働きたい分野の専門学位を持っているかというのは就職においてかなり大切になっており、ニュージーランドの大学を卒業しているというのは言語面でもその後のResident visaの申請の際に優位になります。

ニュージーランドの教育の質の高さはよく知られていますが、講義だけでなくtutorialという少人数のディスカッションベースのクラスがほぼすべての授業についてくるのでより深い学びを得ることができるのもニュージーランドの大学の大きな特徴です。
また、留学生のサポートも整っており、バディープログラムのようなもので正規留学生と現地学生が専攻、趣味などをベースにマッチングされ、イベントなどを通して、または個人的に交流をし、人間関係を広げていけるようなシステムも整っています。ニュージーランドに正規で留学している学生は割と多くいるのでその中でも広いコミュニティが作れます。
ニュージーランドの大学のほとんどの学位は3年でとれてしまうので、日本の大学で4年間かかるところを修士に進むことやインターンなどで実際の経験を得るなど有効に使うなどできます。
デメリット
デメリットはなんといっても学費です。居住権を持っていない留学生は現地の学生と比べて学部にもよりますが4-5倍に学費を納めなくてはなりません。大学が正規留学生に提供している奨学金もわずかにありますが、授業料全額をカバーするようなものはなかなか見つけることが難しかったりします。ニュージーランドの国が出している奨学金は発展途上国出身の留学生向けのものが中心で、日本は対象外です。日本にある奨学金にチャレンジするか、貯蓄が必要となる費用のかさむ留学になることは間違いないです。
留学生として金銭的なデメリットは大きいですが、ニュージーランドで将来働いて住みたい希望がある方、質の高い教育を受けたり国際的な環境に身を置きたい方はチャレンジしてみる価値のある大きな決断になると思います!
 
                                     
	 
				





 
  
  
 

 
  
  
  
  
  
  
 