前回の続きです。
セトルメントまでにしておく事
お家を購入するという事は、簡単な事ではありません。ご存知の通り、NZですから全てがスムーズに行くはずがありません。思わぬところでどんでん返しがあり、身も心も疲れる事でしょう。でも、それが普通ですから、購入後の幸せ生活を夢見てめげずに頑張ってください。
やっと、“あとはSettlementを待つのみ”のところまで来ますとホッとしますが、まだ終わりではありません。
まずは住宅ローンを詰めましょう。
住宅ローンには、Fix(固定金利)やFloating(変動金利)等いろいろな商品がありますので、担当者からのアドバイスを受けながらどのようにローンを組むのか決めましょう。
間違っても全額5年Fixなんてしないでくださいね~。(銀行はよく勧めますので注意!)
これが決まりますと、ローンの書類が作成されて、弁護士に送られます。その後、弁護士のオフィスに行き、書類にサインをしてください。ローンはこれで安心です。
家の保険に加入しましょう。
これが無いと弁護士はセトルメント出来ませんので、セトルメントの数日前までには家の保険加入の手続きを済ませて、証書を弁護士に送りましょう。
この時、1960年以前に建てられた家や、違法建築の家、エリアによっては地震被害によりスムーズに保険に加入が出来ない事があります。物件選びが大切な事は言うまでもありません。
その他しておくべき事
それ以外にも、引っ越しの日に合わせて、レントをしている方は大家にNoticeを出すのを忘れずにしましょう。これを忘れると不要な家賃を払わなければならない事になります。
その他、引っ越し屋の手配や住所変更もお忘れなく。
新居に必要な家具や家電の買い物などは、楽しくされて下さい!
大切なことは、時間に余裕を持って早めにする事。ラストミニッツでしようとすると、思わぬハプニングで、セトルメントの日に間に合わない事になりますよ!
注:この記事に含まれる情報は一般的な性質のものであり、人それぞれ、置かれている状況が違いますのですべての人へのアドバイスではありません。個人的案件でアドバイスが必要でしたら、ぜひご相談ください。
- Yuko Dempster (New Zealand Home Loans コンサルタント)
- お客の立場でNZHLを利用し、6年でローンを返済した経験からNZHLの良さを実感、多くの方のお役に立ちたいとコンサルタントに。
- お客様の経済的ストレスを失くし、喜んでいただける事が何よりうれしい。
- プライベートでは、夫と長女、次女(ワンコ)の3人と1匹家族。 趣味は20年続けているビール作り。