泥だらけの「虫博士」から、ニュージーランドの庭造りへ。
東京での厳しくも充実した修行を経て、2006年にニュージーランド(NZ)へ。20年以上のキャリアを持つ佐藤圭佑(ケイ)さんは、今やクライストチャーチ近郊で多くの「理想の空間」を形にしています。
なぜ彼は日本を飛び出し、この地で独立を叶えたのか。「人生はワンピース」と語る彼の、これまでの歩みと仕事への誇りを伺いました。
※記事の最後に、Keiさんに直接、について相談できるイベントの案内があります。ぜひ最後までお読みください。
Q. 子どもの頃、農家での生活の中で「これは楽しい」と強く感じていた瞬間はどんな時でしたか?
私は林檎、梨、米農家の孫として生まれ育ちました。小さい頃から剪定後の枝葉の片付けや田植えなど、祖父母の手伝いが大好きだったんです。身体を使って作業をした後の達成感は爽快でしたし、祖父母は私をよく褒めてくれたので、「これは楽しい!」とより一層好きになって行きました。畑の虫を捕まえて遊んでは「虫博士」と呼ばれていましたね。とにかく外にいる事が大好き。現在の仕事のルーツはここにあるんだと思います。
Q. 建築・土木・造園と幅広く学ぶ中で、「造園」を選んだ決定的な理由は何でしたか?
デザインに憧れながらも現場を選んだとのことですが、その判断は当時どこまで意図的でしたか?今振り返ってどう評価していますか?
専門学校生活も終盤になり、就職先を探す際、第一希望はデザイン会社でした。これはもう「デザイン=カッコイイ」と単純に思ったからです。まず、こうして進学させてくれた両親には本当に感謝しています。
しかし就職先は全く見つからず、やっと見つけた先が、デザインと施工を両方する会社の「施工見習い」のポジションでした。当時の私は、「現場を知らなければ良いデザインも出来ないのでは? 現場作業好きだし頑張ってみよう」と前向きに考えました。なので、半分仕方なく、半分意図的にといった感じでしょうか。結果、技術を磨く事が出来て今のビジネスに繋がっているので、良かったなと思います。なるようになったなと。
Q. 修業時代、一番きつかった時期は? 辞めたいと思ったことはありましたか?
毎日親方に怒られる日々で、任される仕事は雑用ばかりだったので、今思えばずっときつかったです。しかし3年働いてワーキングホリデーに行くと決めていたので、それまでに一人で現場を任せて貰えるまでにはなろうと一生懸命続ける事が出来ました。辞めたいと思った事はなかったです。約2年程経った頃、ようやく少しずつですが実際の作業をさせて貰える様になりました。失敗して落ち込む事も有りましたが、これまでの頑張りを認めて貰えたのか、親方は優しくアドバイスをくれました。最終的に仕事を任され、一人で現場に行く事が多くなりました。
Q. NZに来て、「本当に来てよかった」と感じた具体的な出来事を教えてください。

東京で3年働き、予定通りワーホリでNZへ。初めての海外、仕事漬けの毎日から解放された生活はすべてが新鮮でした。仕事探しは楽ではありませんでしたが、片っ端から電話をかけ続け、ようやく一社面接に漕ぎ着けました。
そこで日本での仕事の写真を見せると、即採用。最高に嬉しかった反面、初日までは「ワークメイトに受け入れられるか」と不安もありました。でも、その不安はすぐに吹き飛びました。彼らは驚くほどフレンドリーで、日本に関する質問攻め。
まるで自分の居場所を見つけたようで、「一生懸命やってきて良かった!俺は間違ってなかった、本当に来て良かった!」と心から思いました。
Q. NZの現場で、ご自身のどんなスキルが評価されたと感じていますか?
デッキ、paving、コンクリート施工、ブロック/レンガ積みなど全てのランドスケープ工事に対応出来た為、とても重宝されました。また、道具の整頓から現場での片付けなど日本で当たり前にして来た事がとても評価されました。
Q. ランドスケープの仕事は、空間にどんな変化を与えるものだと思いますか?

以前お客様に言われて印象的だったのが、「部屋が増えたみたい」、「家が広くなったみたい」という言葉でした。Outdoor living space という言葉が有る様に、視覚的な価値もさることながら、まさに家と繋がった外の居住空間を提供する仕事ではないでしょうか。
Q. 「やりたいことは口に出せば叶う」と仰っていますが、具体的にどう実感しましたか?
やはり1番は仕事で独立した事でしょうか。私は常々「いつかは独立したい」と口に出していました。口に出す事で、独立した時の自分をイメージする事ができ、今自分に足りないものは何か、何をすべきかを考える事が出来ました。お金を貯めて必要な道具を何年も前から少しずつ買い揃えていた時、川の流れに乗ったかの様に独立のタイミングがやって来ました。周りから心配する声も有りましたが、ずっとイメージしてた事なので迷いは無かったです。
Q.「人生はワンピース」とはどういう意味ですか?どんな仲間と何を実現したいですか?

今回のインタビュー中に役割分担の話になったと思います。その時に思い出したのが漫画の「ワンピース」でした。個性的な海賊のクルー達にはそれぞれの役割が有り、それぞれが大事なピースとして足りない部分を補っている。家族や夫婦や友達関係、仕事場でもそれが理想だと改めて思いました。これからも同じ価値観を持つ仲間と仕事を通じてもっと沢山の人たちに満足や笑顔を届けたいと考えています。
Q. 今、やりたいことがあるのに動けない人に対して、「まずこれだけはやれ」と言うなら何ですか?
まずは口に出してイメージする事ではないでしょうか。やりたい事をやっている自分のイメージです。そこから今最初に自分がしなければいけない事は何なのか、その次は何なのかを考え、1つ1つクリアしていくしか無いと思います。結局のところ、やりたい事への思いが本気で有れば自然と行動に移せるんじゃないかと思います。
【イベント告知】Keiさんに直接相談!お庭の無料受付
イベント 「With Love, Japan」 では、佐藤圭佑さんが運営する K’s Landscape Construction が出展します。
* 展示内容: 過去から現在進行中の施工例写真の展示
* 無料相談: 造園や外構工事に関するあらゆる疑問・質問に無料でお答えします。
「このスペース、どうにかしたいな」「外構工事って何から始めればいいの?」 そんな漠然とした悩みも、ぜひこの機会にKeiさんにぶつけてみてください。
イベント: With Love, Japan in Christchurch
場所: St. Peter's Anglican Church in Upper Riccarton
日時: 2026年6月20日 10:30-16:00
https://nzdaisuki-achievers.com/with-love-japan/
Keiさんの20年以上の経験に基づいた、誠実なアドバイスが受けられる貴重なチャンスです。皆様のご来場をお待ちしております!


Kei(Keisuke) Sato
K’s Landscape Construction
Website: https://kslandscape.co.nz
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NZDAISUKI ACHIEVERS
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