数字を読み解ける人が事業を生き残らせる
起業初期に多い「数字の勘違い」
起業を始めると、多くの人が最初に混乱するのが お金の数字の見方 です。
売上が立った!=利益が出た!=生活費が増える!
…こう思ってしまいがちですが、実際はまったく違います。
例えば、月に売上が10,000ドルあったとしても――
* 仕入れや原材料費:4,000ドル
* 家賃や光熱費:2,000ドル
* 広告・ツール代:1,000ドル
* 人件費:2,000ドル
この時点で、残るのはたったの1,000ドル。
つまり「売上=給料」ではなく、「売上-経費=利益」が正しい見方です。
キャッシュフロー思考
さらに大事なのが、利益とキャッシュフローは違うという視点です。
* 利益は帳簿上の黒字/赤字
* キャッシュフローは「手元に残っている現金」
この2つは一致しないことがあります。
たとえば「今月は黒字だけど、請求書の入金が遅れて現金が足りない」という状況は、NZの小規模事業でもよくある話です。
倒産する会社の多くは、実は「赤字だから」ではなく「キャッシュが回らないから」潰れているのです。
生活費と事業資金は「別財布」で考える
起業初期に一番やりがちなのが、事業用の口座とプライベートの口座を一緒にしてしまうこと。
これでは「いくらが生活費で、いくらが事業資金なのか」が分からなくなり、不安が増すばかりです。
起業家の基本は「口座を分ける」こと
* 生活費用の口座
* 事業用の口座
これだけで見える景色が一気に変わります。
数字を見る力が「不安」を減らす
お金に不安を感じる人ほど、実は「数字を見ていない」ことが多いです。
* 今月の売上は?
* 経費はいくら?
* 手元に残るキャッシュは?
* 来月の固定費はいくら必要?
これを毎月チェックしているだけで、「なんとなく不安」が「把握できている安心」に変わります。
もし今、あなたが「お金の不安」に押しつぶされそうなら、まず問い直してみましょう。
* 今月の利益は?
* 手元のキャッシュはいくら?
* 生活費と事業資金は分けられている?
この答えが「分からない」と感じたなら、それこそが不安の正体です。
まとめ
* 売上=利益=給料、ではない
* 利益とキャッシュフローは別物
* 生活費と事業資金は「別財布」で管理する
* 数字を見える化することで、不安は大きく減る
次回は、「投資と消費を区別する思考法」 を取り上げます。
「お金をどう使うか」が、起業家としての成長スピードを決める――。
浪費と投資の境界線を一緒に探っていきましょう。
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