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第1回 ゴルフクラブはずっとミズノを使っています

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台湾人ゴルファー・ヘンリー

台湾人ゴルファー・ヘンリー

地元企業に勤めるヘンリーは、月に2~3回、ウィットフォードゴルフ場でラウンドしています。台湾にいた25歳くらいでゴルフをはじめ、そのときはじめて手にしたゴルフクラブがミズノでした。ミズノ、ヤマハなど、日本のゴルフメーカーは台湾でも有名で、多くの方が使う主要ブランドです。

それ以降、日本のゴルフクラブを使っているヘンリーですが、興味あるゴルフクラブを勉強するようになって、日本のメーカー、アメリカのメーカー問わず、ゴルフクラブに関する知識を深めていきます。

ハンディキャップは、3.5まで下がったそうで(現在は9)、自分に合ったゴルフクラブがどんなものなのかそれなりに理解しているといいます。それでも、歴史あるゴルフクラブを集めることが好きなので、世界各地から貴重なクラブを集める、いわばゴルフクラブコレクターともいえます。

ゴルフクラブコレクター

「ミズノのMS-11は手に入らないかな?」
「三浦技研のクラブ、打ってみてもいい?」
「トミーアマーのパター、いいよね!」

ゴルフクラブの価値を知っているヘンリーは、昔使われていたアンティークパターを買ったことがあるそうです。最近のパターは、ゴムのグリップですが、古い時代のパターは、皮のグリップ。さすがに歴史あるクラブは、皮のグリップがボロボロになって握るのもひと苦労です。そこで、自分で貼りかえるために、手に入らなくなったゴルフ用の皮グリップの代わりに、テニスの皮グリップを巻こうと考えます。しかし、テニスも皮のグリップは少なくなっているので、バイクで使う皮を手に入れて直したほどのこだわりようです。

中古ゴルフクラブショップで並べているゴルフクラブの数々を一緒に見て回りながら、自分好みのゴルフクラブを教えてくれます。

「僕は、プロを目指すわけではないので、やさしいクラブ、飛ぶクラブを使いたいんじゃないんです。ストーリーのあるクラブを使いたいです。だから、面白いクラブがあったら、知らせてね!」

コラムニストと年齢が近いこともあって、昔のゴルフクラブやプロゴルファーの使用クラブについて話に花が咲きました。次回、興味深いゴルフクラブを見せてくれるそうで、それもまた楽しみです。

佐井恭司(さい・きょうじ)/ニュージーランドゴルフナビゲーター

中古ゴルフクラブショップ http://j-golf.nz/
ニュージーランドゴルフ紹介サイト http://nzgolfcourse.com/