イギリス人ゴルファー、ポール
奥様と一緒にお店に入ってこられたポールは、品のよい紳士の雰囲気が漂っていました。
「広告で見たから来てみたかったんだ!」とポール。
どうやら現在使っているアイアンがよく曲がるらしく、もっとよいアイアンはないだろうか?と見に来られたそうです。
「たぶん、重いと思うんだ」
ポールは、もっと軽いアイアンのほうがよいのではないかと感じているようで、現在使っているアイアンがスチールシャフトと聞いたので、カーボンの軽めシャフトが装着されたアイアンを試し打ちしてもらうことにしました。
ビシっ!ビシっ!
ヘッドスピードは標準的でしたが、クラブヘッドの芯でボールをきちんと捉える安定したスイングをつづけるポール。
「このミズノノアイアンはいいね!まっすぐ飛ぶよ!」
あまりにも簡単そうにボールをまっすぐ飛ばすので、本当に今使っているゴルフクラブは合わないのだろうか?と気になったので、「もし、車のトランクに今使っているクラブがあるなら、打ち比べしてみはどうですか?違いも分かると思いますよ」と伝えると、駐車場からクラブを取ってきてくれました。
有名ブランドのアイアン。スチールシャフトが輝いています。
そのクラブで打ってみると、ボールは左へ大きく曲がります。次のボールも左へ。3球目も左へ。総重量が重たいので、手で打ってしまってフェースの向きがかぶっているようにも見えました。
再び、ミズノアイアンへ。きちんと、真っすぐ飛びます。
「このアイアンに決めた!」
小見出し2: 自分のからだに合ったゴルフクラブを使う
月日が経っても、ゴルフクラブはほとんど変化しませんが、自分の体は変化していきます。トレーニングをしていないと、力が落ちていくゴルファーがほとんどです。
よいスコアを出す。よいボール打ちつづけるためには、年を重ねるにつれて、スイングを変えるのではなく、ゴルフクラブも変えていくほうが早道です。
このミズノアイアンが、ポールのこれからのゴルフライフをもっと楽しませてくれるものと信じています。
佐井恭司(さい・きょうじ)/ニュージーランドゴルフナビゲーター
中古ゴルフクラブショップ http://j-golf.nz/
ニュージーランドゴルフ紹介サイト http://nzgolfcourse.com/