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第10回 キャンプ!キャンプ!キャンプ!

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キャンプ

2泊3日のキャンプ

学校でキャンプがあるということで、週末に持っていくものを買い揃えました。コップやまくら、寝袋など細かいものまで持ち物リストがあって、持ち物全部に名前を書く必要があるなど、結構時間がかかりました。でも、こうしている時間も子供は嬉しそうで「明日からキャンプ!キャンプ!キャンプ!」と騒いでいました。

キャンプの内容は、2泊3日の日本で言うところの「移動教室」のようなものみたいです。3日間のスケジュールを見せてもらうと、期間中にやりとげなければならないTaskが9個あり、それぞれ時間をかけて完成させてくるようです。まぁ、子供にとっては友達と寝食を共にするという楽しみが一番なのでしょう。

キャンプ先は、車で1時間もしないところのビーチ沿いなので、割りと親達も見に行ったりするそうです。娘は学校に親がくることが恥ずかしいのか、「来ないで!」と、言っていました。友達と楽しく過ごしているなら見に行かなくてもいいと思っています。

キャンプ初日には学校に集合するのですが、大きなスーツケース1つと手提げカバン一つという、まるで一週間くらい旅行するような荷物をもった子供達が、早朝からぞくぞく集まってきます。子供達は朝からハイテンション。バスに乗り込んで出発です。

1学年全体での移動なので、バス数台で移動していくのですが、なんと男女別々のバスなんです。理由はわかりませんが、子供は嬉しいみたいです。やっぱり女子はガールズトークが好きなのでしょうね。

キャンプは強制ではないので、その期間、家族と海外旅行へという子もいました。またキャンプ代は、一年程前から振込の連絡がきていて、1年間の間に指定金額を振り込めばいいことになっています。つまり自主的な分割も可能なようです。面白いですね。

キャンプでは集団行動を学ぶのかと思っていたら、あまりそうではないようです。もちろん小グループに分かれて課題をこなすということをしているので、それなりに集団の中で、自分はどの位置にいて、どのように立ち回ればいいのかなどを自然に覚えるのだと思いますが、それが主ではないようです。

このキャンプ中に、いろんなことを体験し、自分の好きなことを発見するのも目的の一つようのです。集団の中の一人というより、個人を中心とした教育がここでも見受けられたような気がしました。

ママゴン in NZ
千葉県生まれ。
10歳の娘を連れて、パパと離れてニュージーランドに引越し。
あとから来るパパのために異国の地で子育て奮闘中。