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第3回 夏休み→クリスマス

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暦の上では、12月、1月、2月が、夏になりますが、12月現在、わが家のお庭には、アジサイが咲き始めました。オークランドの夏は、日差しがきついけれど、日本に比べて、湿気が少なく、クーラーが欲しいなと思うほど暑い日は、おそらく、2週間ほどではないでしょうか?

そんな中、12月になると、夏休みに入る幼稚園が、増えてきます。小学校は、中旬辺りから、続々と夏休みに入ります。高校、大学は、まだ経験してないので、全く事情を知りませんが、日中、ショッピングモールで若者を見かけるのが、やはり12月前後なので、その辺りからなのではと思います。

同じような時期に、各町内で、サンタパレードが行われます。Cityでのパレードは、一番大きくて有名なので、たくさんの人が見に来ます。

パレード

クリスマス

ハロウィンが終わるのも待たずに、10月の時点で、すでにお店ではクリスマスグッズが、店頭にならび始めます。なんで?と思うのですか、移民の多いニュージーランド、海外に住む家族や知人に、クリスマスプレゼントをオンタイムで送るには、最終が11月の末と言われており、それに合わせてだとか。日本で言う、御歳暮や年賀状と言ったところでしょう。家庭では、12月に入ると、ツリーを出し始めるようです。

クリスマスイブは、全くもって重要視されておらず、ただの「前日」でしかないので、それも日本とは違いますね。子供たちは、夜になると、これから来るであろう、サンタクロースにミルクとクッキーを、トナカイさんにニンジンを用意して、手紙を添えてから、眠りにつきます。

クリスマス当日、25日の朝、クリスマスツリーの下に、プレゼントが届いているので、それを開けるところから始まります。そして、お昼には、日本のお正月のように、実家に家族が集まって、クリスマスランチを囲みます。

手紙

お料理

クリスマスのお料理といえば、七面鳥のイメージがありますが、こちらは、骨付きハムです。なので、この時期になると、大きな骨付きハムが店頭に並びます。わが家でも、買ったことはありますが、最後、残ってしょうがないので、最近は、ローストチキンや、スモークチキンをメインにする事が多くなりました。

クリスマスのお料理

クラッカー

クリスマスグッズの中で、忘れてはいけないのが、クリスマスクラッカーです。 食事の席で、テーブルに配られており、隣の人と、両端を持って引っ張ります。パン!と、クラッカーの音がして、中から、グリコのオマケみたいなちょっとしたおもちゃと、紙でできた王冠と、問題の書かれた小さな紙が、出てきます。軽く盛り上がります。

クラッカーを買うときに、だいたいこんな物が入っていますよ、と言う写真が、箱についているので、私はそれを基準に、クラッカーを選びます。毎年似たり寄ったりですが、今年は「変身グッズ」みたいな物を選びました。付け髭や、眼鏡などが入っているようです。楽しみです。

クリスマスクラッカー

クリスマスケーキ

ニュージーランドのクリスマスケーキと言えば、「パブロバ」です。何かと言うと、メレンゲで土台を作り、真ん中に生クリームを絞り、季節のフルーツでトッピングしたものです。ちなみに、こちらでは、ケーキ類に付いている生クリームには、基本、砂糖は入っていません。ただ、このメレンゲ部分が相当甘いので、口の中でいい感じに調和されます。

他には、スパイスや洋酒を利かせ、ドライフルーツがぎっしり入ったケーキ「クリスマスプディング」も、クリスマスケーキとしては定番です。

パブロバ

サンタクロース

夏だけど、ちゃんと、手袋をつけ、長袖長ズボン、そしてブーツも履いています。 この時期に、恰幅のいい白人のおじいさんは、各種イベントに駆り出されますが、ほんとに暑そうです。 そこだけ、夏仕様にはできないものでしょうかと思う反面、半袖やタンクトップのサンタクロースも、やっぱり嫌ですね。

サンタクロース

さつこ

職業:主婦、CADドラフター
家族:キウイの夫、娘2人
ペット:猫2匹、ウーパールーパー2匹