西オークランドの我が家から、車でおよそ1時間半、南方向へ進むと、NGATEAと言う小さな町にたどり着きます。GはサイレントGなので、「ナティア」と発音するそうです。

そこは、オークランドから一番近い、ブルーベリー狩りができるところです。せっかく遠出をするのだからと、周りの情報も集めましたが、ほんとに何もなくて・・・

唯一、近くに‘ウォーターガーデン‘を見つけたので、そこにも寄ってみることにしました。

Day Tripの準備

今回は、次女のお友達とそのママも一緒です。なんとなく、車で1時間を超えると、小旅行の気分になり、それなりに計画を立ててみることにしました。

世間はもう、通常通り、仕事に戻っている人がたくさんいるので、行きは、渋滞が終わるころの9時～9時半出発し、帰りは、渋滞が始まる前の、3時～4時には戻ってこられるように、考えました。およそ、1時間半なので、10時半頃には現地に着き、１時間ほどブルーベリー狩りを楽しみ、ブルーベリーアイスを堪能してから、お腹が空いていれば、カフェへ向かいランチへ、そうでなければ、ウォーターガーデンへ。

ウォーターガーデンでは、1時間～2時間も居れば十分かな？と予想して、これで2時半ごろには現地を出発できます。そして、また１時間半かけて戻ってきたら、4時には帰宅というわけです。前日、おやつの買い出しに行きました。なんだか、遠足のようで、わくわくです。もちろん、早めに床に就きました。

いざ出陣

当日、予定では、曇りだったのですが、すごい晴天。日焼け止めをちゃんと塗って、帽子も持って、ブルーベリーを入れるタッパーや、クーラーボックスも忘れません。予定通りに出発し、途中少し寄り道をしたけれど、１１時前には現地に到着しました。

入り口で、必要事項を記入し、袋の入ったバケツを貸してもらって、広大なブルーベリー畑へ。駐車場には、たくさん車が止まっていたので、きっとすごい人なのだろうな、と思っていましたが、あまりに広大なので、人がいるのはわかりますが、まったく邪魔しないほど、スペースはありました。

入り口付近は、実ったブルーベリーはほとんどなく、どんどん進むにつれて、たくさん実を付けたブルーベリーの木が生い茂っていました。取っては食べて、取っては食べて、時々バケツに掘り込んで・・・と、とても甘酸っぱくて美味しいブルーベリーです。実も大きくて、食べごたえがあります。子供たちも大喜びで、それぞれのスピードで進みながら、同じく、取っては食べてです。

気付いたら、1時間半ほどいたようで、ブルーベリーも食べ飽きたし、疲れたなーと、お会計に進みました。入場料＝無料、現地で食べる分＝無料、持ち帰り＝１kg/$11という、夢のような設定です。結局、1.3kgのお持ち帰りになりました。小さ目のクーラーボックスだったのですが、計ったかのように、ちょっきり納まりました。

Yum Yum

炎天下の下、夢中でブルーベリー狩りに励んだ後は、お待ちかね、アイスクリームの時間です。バニラアイスに、ブルーベリーをたっぷり入れて、コーンに絞り出してくれます。ツブツブがたくさん残って、ブルーベリーの美味しそうな色がなんとも魅力的です。味も、ほんのりブルーベリー風味と言った感じで、あっという間に食べてしまいました。

その後は、みんなお腹が空いていたので、カフェへ向かう事にしました。ブルーベリー狩りのところにも、カフェは隣接してありますが、用意周到な私は、あらかじめ、近辺のカフェ情報は調査済みで、レビューの評判をみて、気になったカフェがあったので、１０分ほどドライブして「Native　Tree　Café」へ向かいました。

自家製のパイや、コーヒーの評判がすごくよかったので、私は「チキン・リーク＆ポテトパイ」、子供たちは「ソーセージロール」「ステーキマッシュルームパイ」を頂きました。見るからにモリモリと盛り上がっているパイには、中身がゴロゴロ、そしてぎっしり詰まっており、味付けも濃すぎず薄すぎず、でもしっかりうま味が詰まっている感じでした。コーヒーも、評判通りの美味しいコーヒーでした。

帰る頃に、パイが焼きあがっていて、キッチンに並べてあったのですが、なんとも美味しそうな風貌で、このまま帰路に着くのであれば、お持ち帰りにしたいところでした。

ウォーターガーデン

後ろ髪を引かれながらカフェを後にして、10分ほどドライブ。ウォーターガーデンへ向かいました。入場料大人$10、子供$5、餌50￠。入り口付近は、大丈夫かしら？と思うような、古い感じでガラガラ。でも、中に入ると、綺麗に整えられたお庭、お花、池、橋とガーデンウェディングにはピッタリの場所です。

子供たちも、入り口でもらった「トレジャーハンティング・シート」を見て、少しテンションがあがりました。そこには、いくつか問題が書いてあって、その答えが敷地内に隠してあるので、見つけ出して記入し、最後にご褒美をいただくというものです。

途中、いろんな仕掛けがあり、それぞれ水がピューっと出てくるので、子供たちは大喜び。お天気がいいので、好きなだけ濡れさせておきました。途中、アヒルやクジャク、カモや魚もいて、入り口で買った、餌で餌付けも楽しみました。

ずいぶんとこの場所が気に入ったようで、なんとか車に乗り込み、出発できたのは、３時半になっていました。帰りは、City付近で渋滞にハマってしまい、家に帰ったのは、5時半すぎになりましたが、大人も子供も大満足の、楽しい一日になりました。