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第11回 ペット

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我が家には、現在、猫が二匹います。次女のペットとして、ウーパールーパーも二匹います。

クリスマスの時期に、子猫の時期も到来で、ペットショップでは、子猫たちがお目見え。かわいい子猫を拝ませてもらおうと、ペットショップへ足を運ぶものの、クリスマスプレゼントにと、買っていく人が多いので、いつも売り切れで、結局、クリスマスが終わったころ、少し大きくなった子猫をやっと見られた感じでした。

最近は、オークランドにも「猫カフェ」ができたようなので、ホリデー中に偵察に行ってみましたが、時間帯で予約をしていく形で、大繁盛していました。

axolotl

迷い子、その①

前のお家に住んでいたとき、迷い子に出会うことが多かったのです。子供がまだ赤ちゃんの頃、お部屋に「ベビーモニター」をつけて、夜、泣き声がしたらいつでも行けるようにしていました。

ある夜中、しかも、2時頃だったでしょうか。ベビーモニターから、子供が喉でも詰まらせているのかと思うような変な声がして、慌てて駆けつけると、なんと、窓の横に一羽のニワトリがいました。立派な雄鶏。なぜこの時間に、ここで鳴いているのさー!と、うるさいので、ゲートの外に追いやったものの、朝、また敷地内でうろうろしていました。

ちなみに、そこは普通の住宅地で、ニワトリの声なんて聞いたこともなかったため、ほんとに、どこから来たのかもなぞでした。朝、出掛けてから戻って来ると、もういなくなっていました。ちゃんと、お家に帰っていたらいいのですが。

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ネコ

オークランドに来る前から、猫を飼っていました。引っ越しに伴い、飛行機で一緒にオークランドへやってきたその子は、オークランドに来て11年目、14歳の時に亡くなりました。すっかり家族の一員だったので、受け入れるのが大変でした。お庭に大きな穴を掘って、埋葬しました。引っ越しの時は、そこの土を少し瓶に詰めて「お墓」を移動させました。

その後、年が明けるのを待って、新に猫を飼うことにしました。ノルウェジアン・フォレストキャットか、メインクーンという大型の猫が欲しがったものの、ブリーダーさんのところへ行く前に、SPCAと言う動物保護施設を先に見に行きました。長毛種、ジンジャー(明るい茶色い)、メスと言うのが私たちの希望でした。全員一致で、この子になりました。

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かろうじて、メスと言うのが、希望通りでした。そして、この子が3歳を過ぎた頃に、あの迷い子がやって来たのでした。

迷い子、その②

以前、旦那さんは、バスで通勤していました。家からバス停まで数分。帰って来るなり「子猫がいるよ」と言うのです。どうやら、帰り道に、物陰に隠れるように子猫がいて、ミャーミャーと鳴いていたそうです。
いつもは、音楽を聴きながら歩いているので、呼び掛けても聞こえませんが、その日は、たまたま聴いていなかったようで、子猫の声が届いたようです。

ですが、当時、家にはすでに、猫が一匹。多頭飼いをしたくなかった私は、とても迷いましたが、その数年前に亡くなったばかりの愛猫に、うり二つなその子を見ていると、放っておくわけにはいかず、子供達も大事にすると言うので、我が家で迎えることになりました。一応、飼い猫だと心配なので、サインを作って、近所に貼っておきましたが、問い合わせ0。晴れて、我が家のペットとなりました。

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迷い子、その③

子供達と、その友達と、お庭で遊んでいたとき、突然鳥が飛んできたかと思うと、娘の肩に留まりました。よく見ると、赤丸ほっぺのその子は「おかめインコ」でした。とても人懐っこくて、また飛んで行ったかと思うと、戻ってきては、誰かの肩や頭に留まります。どうやら、赤い服の人にばかり行くので、赤い色が好きなんだなと、赤いタオルを用意して、椅子に掛けておくと、そこに留まりました。

子供達が、餌をあげると言うので、パンの耳や、ナッツ類、そして水を用意しておくと、すっかり居座ってしまいました。ときどき空高く飛んで、また旋回して戻って来る姿が、それはそれは楽しそうで、篭に閉じ込めておくのが、なんだか気の毒にすら思えるほどでした。

これだけ人懐っこいのだから、きっととても可愛がられていたんだろうと思い、これまた貼り紙をして、近くの鳥を扱う動物病院にも連絡をいれ、後はそこで教えてもらった、迷子ペット用のWEBサイトがあると言うので、そこにもWantedを載せました。

鳥を専門に扱うお店の人が、飼い主さんが見つかるまで預かってくれると言うので、お願いしました。結局、一件だけ問い合わせがあったものの違う子で、ずっとお店に置いておくわけにもいかず、友達が飼いたいと申し出てくれたので、そちらへ行くことになりました。

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迷い子、その④

引っ越した先では、近所に6匹近くの猫を見かけました。そんな矢先、1匹の猫が、我が家に当たり前のようにやってきました。これまた、亡くなった猫に瓜二つちゃん。でも首輪をしていて、ちゃんと名前と電話番号が書いてありました。

夜になっても帰る気配がないので、一応首輪の電話番号に連絡してみたけれど、飼い主さんは、気にする様子もなく「邪魔だったら、水でもかけたら逃げるよ」と。邪魔ではないので、居させてあげることにしたものの、一応うちの猫たちのために、家の中には入れていません。でも、我が家のどの猫よりも、一番家にいるかもしれません。もちろん、餌も与えていませんが、ときどき鳥を獲ってきて、ばりばりと食しております。

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さつこ

職業:主婦、CADドラフター
家族:キウイの夫、娘2人
ペット:猫2匹、ウーパールーパー2匹