いくら探しても、仕事が見つからない・・・!
状況が理想と違っていても、どうぞあまり落ち込まないでください。
以前にもお伝えしましたが、今ニュージーランドは不景気で仕事を見つけるのが難しい時期になっています。
せっかく準備してニュージーランドまでワーホリをしに来たのに、季節は冬、仕事が見つからず、頼れる人もいない・・・。描いていた夢とのギャップに、焦ったり落ち込んだりする方を多く見かけます。
そんな時に、何ができるか?
今回はコーチとしてお伝えしていることをシェアしたいと思います。
【計画を見直す】
ほとんどの方は「ワーホリビザの期限1年間、仕事をしながらニュージーランドに滞在しよう」と計画をたてて渡航されてきたと思います。ただ、仕事が見つからなくて収入がない、という状況は想定していなかったため、滞在の費用ばかりがどんどん出ていく現状に焦りを感じますよね。
一番大切なのは、困難な状況で、メンタルをきちんと保つことだと思います。
そのためには、計画を見直して、状況を自分でコントロールできるようにしておくことが大切。
まずは、仕事を探している期間中、手持ちの資金を計算して、いつまで滞在できるかを見極めましょう。状況が把握できれば、不安の気持ちも少しは和らぎます。そうすることで、仕事を探すことに気持ちをより集中させることができるかと思います。
【ボランティアをしてみる】
もし時間に余裕があるなら、仕事探しの合間にボランティアをしてみるというのもおすすめです。
ボランティアの仕事は、収入こそ入ってきませんが、ニュージーランドの社会の一員として貢献することができる貴重な機会を得ることができます。現地での人とのつながり、友達やネットワークをつくることにも役立ちます。
ニュージーランドはボランティアが盛んで、インターネットで「Volunteer Auckland」などと検索すると、色々なボランティアを探すためのプラットフォームが見つかります。興味があるものが見つかったら応募してみましょう。
仕事を探すという意味でも、ボランティアの経験はCVに書くことができますし、過去にはボランティアを通じて知り合った人とのご縁で仕事を紹介されたクライアントさんもいました。
せっかくの海外生活、観光旅行では体験できないことを経験してみることも一手だと思います。
【目的を思い出す】
そもそもどうしてニュージーランドにワーホリで来ようと思ったのか? どんなことを経験したいと思って決めたのか?
そんなことを今一度、思い出してみましょう。
想定していなかった厳しい現状に飲み込まれて不安に駆り立てられる前に、ここまでやってきた準備や成果(渡航して生活を始めているということ)をプラスに考えてみましょう。
何を得たくて、どんな経験をしてみたくて渡航してきたのか?
今の状況で、それを経験するにはどんな方法があるか?
例えば・・・「ニュージーランドで収入を得ながら、大自然を旅して、色々な人と出会いたい」という夢があった場合、もし「収入を得ながら」の部分が叶っていなかったとしても、「大自然を旅して」「色々な人と出会う」という夢は、色々な方法で実現することができるはず。当初より予算が少なくなってしまっているならば、お金をかけずにそれを実現する別の方法がないか、考えてみましょう。
時間は有限です。
困難に出会った経験も、それを乗り越えた経験も、全ては将来の糧になると信じて、 どうか前向きに色々なことを経験してみてください。
You can do it…!!
Sally OTAKE(公認キャリアコーチ)
NZの上場企業などにて人材管理やマネジメントを10年以上経験。現在は海外キャリアコンサルタントとして、仕事の探し方から履歴書、面接のアドバイスまで実践的にサポート。お客様の満足度100%を保っている。
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