前回のコラムがご好評につき、空港あるある第二弾！今回は知っていて損は無い、いざという時に使える情報をお届けします。

空港へはバス？車？

空港へ街中から行くなら断然AIR BUSの利用が便利です。

片道$16、往復$28で国内線ターミナル・国際線ターミナルまで行くことができます。

郊外に住んでいる方でちょっと誰かを送り迎えに行きたいだけなんていう場合は車で行くことが多いと思います。ただその時困るのが駐車場問題ですよね。空港内の駐車場に停めるとお値段は高く、最初の10分間は無料ですが、その後10分間は5分ごとに$2ずつ料金はあがり、そこから2時間経つまでは15~30分ごとに$3ずつ上がっていきます。それ以降は1時間ごとにまた$2ずつ上がり、1日でマックス$39もします。それと帰りは料金を払ってから車に戻るのを忘れないでくださいね。

空港の駐車場が高いなーと言うそんな時にオススメなのが、各ターミナルから車で3分か徒歩で15分のところに『AUCKLAND AIRPORT SHOPPING CENTERの駐車場があり、そちらでは無料で3時間まで停めておく事が出来ます。COUNT DOWNやWARE HOUSE、POST SHOP、KFC、CAFEなどがあり、買い物や食事をしながら待てるので時間を有効に使えます!!送りの時なんかだと、お友達を空港に降ろした後そこに車を停めてちらっと空港まで見送りも出来ますが、3時間経つとしっかりチケット切られるので気をつけてくださいね。

スキーシーズン到来!!オークランドから南島へ

今の時期、日本からニュージーランドにスキーをしに来る観光客の方が沢山います。日本から来た友人や家族とスキーを楽しみに行く方も。日本の夏でもこちらでは真冬なので、スキー好きの方々に大人気です。しかし、スキー場の名所は南島のクイーンズタウン。日本からの直行便はないのでオークランドを経由する必要があります。ただオークランド空港は国際線ターミナルと国内線ターミナルは離れているため、初めて訪れた人は乗り継ぎに戸惑ってしまいます。そんな時こそオークランド在住の皆さんの出番です!!日本から来た友人や家族をスムーズに案内出来たらカッコイイと思いませんか!?

乗り継ぎ方法は二通りあります。

シャトルバス

バス停は到着ゲートから一番近い出口を出て、一つ目の横断歩道を渡ってすぐ左手にあります。車体一面に描かれているシダ植物が目印。最近は車体全部が黄緑のも。15分に一本で所要時間は約5分ですが、たまになかなか来ないこともあるのでお気をつけくださいね。

徒歩

到着ゲートから国内線ターミナルまで歩いて15分、猛ダッシュで10分程。ゲートを出て建物を出るまでひたすら右方向に進んでいくと地面に緑のラインが引いてあります。

あとはTo Domestic Terminalと書かれている方向に沿って歩いて行くだけです。

この時期、空港で困っている日本人をよく見かけますがこれを覚えていればお乗り継ぎもスムーズですね。

乗り継ぎ時間に余裕がある方は国際線ターミナル二階にあるフードコートが充実しているのでそちらで過ごすのもオススメです。

KFCやマクドナルド、SUBWAYや中華料理屋さん、またうどんやお寿司が美味しい日本食レストラン『HAYAMA』もあります。

フードコート内にある柱のいくつかにはPower Pointもあるので携帯電話やパソコン等の充電も出来ます。最近は充電出来る場所に新しいくつろぎスペースも!!!

コーヒー好きの方はカフェも数多くあります!

中には落ちついた雰囲気で仕事をしたりリラックすする際にコーヒーのお供が欲しい!なんて方もいるかもしれませんが、その場合には到着ゲートから一番近いエスカレーターを上がってすぐ左手にある『DOWN UNDER』がオススメです。

店内にはモニターもありスポーツの試合も流れていたり、奥行きも広いのでゆっくりとくつろげます。ただゆっくりしすぎて乗り継ぎ時間に遅れないように注意が必要ですね。

最後のSHOPPING!!

在住の方も旅行で来た方も最後に一番頭が痛くなるのは『お土産』についてではないでしょうか。

十分買ったつもりが空港に着いてから思い出したご近所さんへのお土産や、本当は欲しかったけどスーツケースの重量オーバーで諦めた物などなど諸々あると思いますが、その悩みを解消してくれるのが搭乗待合所内にある『KIWI DISCOVERY』というお土産屋さんです。

出国審査と手荷物検査を受けた先にお店があるので、液体物や重さを気にせず買い物が出来て日本に持ち帰れます。ワインや蜂蜜、ハンドクリームなども定番ですが、今一番喜ばれるのは缶バターではないでしょうか。日本はバター不足が続き入手困難なバターは特にお母さんへのお土産にオススメです。

缶に入っているので溶ける心配も無く、未開封の状態でしたら常温で保存も可能です。ニュージーランドは酪農大国のためバターは味もクリーミーで舌の上でとろけるような味わいでとても美味です。

バターに加え、ニュージーランド産の『スモークサーモン』も合わせて買いたいお土産の一つです。購入すると保冷剤も一緒に袋に入れてくれるので長時間フライトでも安心してお持ち帰り出来ます。

ただ直行便以外のフライトで、どこかの国で経由の際は購入出来ないものなどあるので必ず店員さんと相談してくださいね。

搭乗待合所内に数ある免税店の中でも『KIWI DISCOVERY』最大のポイントは、日本円でお買い物が出来て日本円でおつりが返ってくるということ!!NZドルか日本円だけでもお買い物は出来ますが、NZドルを全部使い切ってしまいたい場合に最適です。お会計の際に余ったNZドルを全て出して、足りない分は日本円合わせてお買い物が出来て、おつりも日本円で返ってくるのでキレイにNZドルを使い切ることが出来ます。他のお店ではそういった場合NZドルでおつりが返ってくるので気をつけてくださいね。お店は搭乗待合所内の一階エスカレーター右手にあるので、出国の際は是非覗いてみてください!!

両替え手数料

国際線ターミナル到着ゲート付近には二カ所の両替所があります。ただその二カ所で手数料が異なるので、金額に合わせて上手に両替えが出来るといいですね。

到着ゲート出てすぐ左手正面

こちらは両替えする日本円の額によって手数料が変わります。

1,000円~1,999円まででNZ$2、2,000円~4,999円でNZ$5、5,000円~49,999円でNZ$10、50,000以上だと両替額の1.5%が手数料として引かれます。

到着ゲート出て右手に100m程行ったところ

こちらは両替後のNZドルの金額によって手数料が変わります。

NZ$20未満だとNZ$3、NZ$20~NZ$50未満でNZ$5、NZ$50~NZ$80未満で$10、NZ$80~NZ$500未満で$11、NZ$500以上だと両替額の2.5%です。

比べてみても全体的には到着ゲート出てすぐ左手の両替所の方がお得ですね。

ちなみに再両替では、お札は再両替出来ますが硬貨は出来ないので換金のしすぎには注意が必要です。

今回は国際線ターミナルを中心に情報をお届けしましたが、国内線ターミナルにもそこにしかないカフェ、お店、食べ物屋さんがあったり、意外と迷ってしまうセキュリティーゲートや搭乗ゲートの乗り場の違いなどがあります。空港は知れば知る程上手に利用出来るので是非散策しながら色んな情報を集めてみてくださいね。