応募書類の書き方に悩む方は多いと思います。日本の履歴書と違い、英語のレジュメには決まった形がなく、「何をどう書けばいいのか」が分かりにくいからです。
私は約半年間、キッチンハンド(皿洗いも兼ねる仕事)として、ジャパレス(日本食レストラン)とテイクアウトのお店の2か所で働きました。2か所目は、自分でレジュメを配って見つけた職場です。この記事では、その経験から、英語のレジュメの書き方と、カバーレターの工夫をお伝えします。
レジュメは「書いたもの勝ち」
英語のレジュメは、日本の履歴書と違って、形式が決まっていません。割と自由に書けます。そして、採用は経験を重視して決まることが多いため、言わば「書いたもの勝ち」です。
応募する仕事に関係する経験は、書けるだけ書いた方がいいです。例えば、キッチンハンドに応募したいけれど、キッチンで働いた経験がない場合。それでも、家で料理をしていて、包丁が使えるなら、それは書くべきです。職業欄には書けなくても、最後の特技などの欄に付け加えて大丈夫です。
経験がある場合は、「どんなことができるか」まで書きましょう。たとえば、次のように具体的に書いて構いません。
- ・どんな料理を作っていたか
- ・どのくらいのスピードで提供できるか
私は、学生時代にうどん店のキッチンで働いていた経験があり、そのとき天ぷらを揚げていたことをレジュメに書きました。ほんの少しの経験でも、応募する仕事に近いことは、書く価値があります。
具体的に書くほど、お店の人が一緒に働く姿を想像しやすくなります。
カバーレターは付けた方がいい?
カバーレターは、あってもなくてもいいと言われています。でも私は、付けた方がいい派です。カバーレターがあったことで、面接で会話が弾み、覚えてもらえた感覚があったからです。
レジュメよりも書き方の自由度が高いので、自分自身をアピールできる絶好のチャンスです。
カラーコピーは少しお金がかかります。そのため、たくさん配るのではなく、「ここだけは絶対に採用されたい」というお店に絞って渡すのもありだと思います。私は、配ったレジュメ15枚ほどのうち、10枚ほどにカバーレターを付けました。
私が実際に使ったカバーレターは、A4サイズ1枚の「自己紹介シート」のような形でした。レジュメは文字が中心になりますが、カバーレターは自由に作れるので、顔と人柄が伝わるように、雑誌の切り抜きのようなデザインにしました。
載せた内容
- 載せたのは、次の項目です。
- ・自己紹介:名前、出身地(大阪)、前職
- ・自分の写真:笑顔の写真を1枚
- ・趣味:料理、歌うこと、スポーツ(バスケットボールと弓道)
- ・自己PR:「I am a hard-working and energetic person who loves staying active.」で始まる短い文章
- ・働ける条件:すぐに働けること、働ける時間帯、ビザの種類
- ・長所:Fast learner、Punctual、Efficientの3つ
- ・連絡先
自己PRの最後は、「I've come to NZ to challenge myself, and I'm ready to give my 100% to your team!」という一文で締めました。英語が得意でなくても、短く、前向きな気持ちが伝わる言葉を選びました。
工夫したところ
1つ目は、見た目です。色や写真、イラストを入れて、渡した相手の目に留まるようにしました。自分で撮った写真を使ったので、顔を見てもらうきっかけになり、面接でも「この写真いいね」などと話が広がりました。
2つ目は、読みやすさです。長い文章は書かず、短い英語と箇条書きにしました。忙しいお店の人でも、パッと見てわかる形です。
3つ目は、相手が知りたいことを先に書いたことです。「いつから、どの時間に働けるか」は、お店の人が一番気にする情報なので、はっきり書きました。
参考にして、ぜひ自分だけのカバーレターを作ってみてください。
経験と人柄の両方を伝えましょう
レジュメには、仕事に関係する経験を具体的に書きます。カバーレターには、自分の人柄や意気込みを自由に書きます。この2つがそろうと、お店の人に自分のことを知ってもらいやすくなります。
「書いたもの勝ち」だからこそ、自分の経験を遠慮せずに書いて、自信を持って渡してみてください。





