英語学習には前回お伝えした文法の他にもう1つやるべきことがあります。
語彙力を上げることです。
その事は皆さま既にお気づきだと思いますので、今回は教材選びのコツと、覚え方のコツをお話し致します。
学習に必要な教材選びの3つのコツ
- 発音が確認できる事
- 音声が何と言っているか文章で確認してできる事
- 教材全体の7割が理解できているレベルのもの
覚え方1:画像を確認してイメージをつかむ
その言葉を思い出した時に浮かぶイメージをインターネットの画像検索で確認してみましょう。
例えば「apple」を画像検索すると
- 紅く色づいた丸いもの
- 緑色のものもある
- かじられている跡がついている
- パソコンや携帯、ビル
それらの情報から、「apple」は
- 赤、緑色のかじって食べられる食べ物
- そのマークがついた会社、製品が存在する
がわかります。
これらが一般的に知られている「apple」のイメージと情報です。
覚え方2:抽象度を上げた言葉で覚える
一つの単語には似たような意味の多数の表現が使われていることがよくあります。
抽象度を上げた言葉で覚えるとは、それらの意味をまとめて一言でいうと”これ”という意味を覚えましょう。ということです。
例えば「express」には、動詞として、形容詞、名詞として使われていて沢山の意味があります。
- 意見や気持ちを述べる
- 作品の良さを表現する
- 感情が表に出る
- 乗り物が急行
- 意見が明確
これらをまとめて
- 「押しでる」「バーッ!」
私だったらこんな言葉で「express」を覚えます。
文の中に「express」を見つけたら
- 「押しでる」「バーッ!」
がパッと浮かび、そこから更に
- 心の中にある正直な感情が押し出され、顔の表情や態度にはっきり現れている雰囲気
- 電車の乗客、郵便物を速攻で届ける速さ
に繋がり、その文章の意味を推測(理解)することができるということです。
「express」を抽象度を上げた覚え方をする時「押しでる」「バーッ!」で覚える必要は全くなく、ご自身でこの単語の意味にしっくりくる自分用の意味を覚えておけば良いのです。
覚え方3:接頭辞(接頭語)を覚える
1単語の先頭の数文字の部分を接頭辞と言います。
接頭辞を覚えてから単語一つ一つを見ると共通の接頭辞から出来た言葉に共通点があることに気がつき、覚えることがスムーズになります。
この文字にはこの意味と型にはめていく感じで覚えてしまいましょう。
- [in] 中へ
- 中に入れることや中を注目することなどの意味がある単語になります。
-
- inspection (中を詳しく)検査、視察、
- import (国内に)輸入
- include (中身も)含めて
- [pre, pro] 前に
- ある段階の前の状態や事柄を表します。
-
- process (前に進むための)手順
- pregnancy (出産する前の状態)妊娠
- preview (事前に)下見
- [dis] 分離
- 否定や無、不などをあることからの分離を意味します。
-
- disable 出来てたことが出来なくなる
- disappear 見えていた物が見えなくなり消える
- discontinue 続けていた事柄が中止
以上語彙力を上げるための3つの覚え方でした。
知らない言葉は一度見ただけ、聞いただけでは覚えにくいものです。
何度もその言葉に出会い、いつの間にかその言葉を憶え、自分からもその言葉を発するようになっていきます。
今回紹介しました
- イメージ画像
- 自分がわかる意味
- 接頭辞で型はめ
などは、その言葉の印象として残りやすい方法の1部です。
英単語が覚えられない時、是非実践してみて下さい。
- Mills
- Kiwiの夫との結婚の為にニュージーランドへ。
- 恵まれた環境にいながら伸びない私の英語力は、心理的な油断と勉強した気になっていたことが原因でした。
- 英語の勉強を一から学び直し様々なことを試し続け、今の生活に必要な英語を身につけることが最優先と気が付いてから吸収力がアップ。
- タイムマネージメント、マインドマネージメント管理が得意。同じく悩まれている方々へアドバイスできるようブログも更新中です。