ご存知のことと思いますが、3月25日(日)朝5時より、NZの交通ルールが変わります。信号や標識のない丁字路と十字路では左折する車が優先になります。
詳しくは以下のリンク(日本語)をご参照下さい。
http://www.nzta.govt.nz/resources/give-way-leaflet/docs/japanese.pdf
日本で運転していた人にはお馴染みのルールですが、NZでの運転暦が長くなって右折優先のクセがついていたり、こちらで免許をとった人もいることでしょう。お互い新ルールに十分気をつけて、安全運転を心掛けましょう。
また心配なのは、自分が新ルールを守っていても、右折車のドライバーが間違えて鉢合わせしてしまうことです。保険会社もこの点を大変警戒しています。ルールの変更に伴って事故が増える可能性もあるので、信号のない場所での右左折には今まで以上にご注意下さい。
さて、車の話のついでに、自動車保険の節約術の一つをお教えしましょう。
【運転者を限定して保険代を節約】
お客様にはお勧めしている方法ですが、運転者を限定するとフルカバー保険の保険料を安く抑えることができます。例えば、夫婦だけで運転し、お子さんやお友だちなど第三者が運転する可能性がない場合、運転者を夫婦2人に限定します。
そうすると保険料がかなり変わると思います。保険会社やお住まいの場所で保険料が違うので一概に何パーセントとは言えませんが、私の扱っている保険では10%前後変わることがほとんどです。
(ただし、2人とも25歳以上の場合など他に条件がつく場合がありますので、詳しくは保険会社にお問い合わせ下さい)
自動車の被害で意外と多いのが、当て逃げです。
「買い物が終わってパーキングに戻ったら、車が当て逃げされていた」
「停めておいた車に何かを投げられたらしく、ボンネットがへこんでいた(またはフロントガラスが割れていた)」
こういうクレームはけっこうあります。私も公園の近くに車を停めていて、戻ってきたら子供が投げたらしい「何か」でフロントガラスにヒビが入っていたことがありました。
この場合はサードパーティー保険では対応できず、相手も特定できないためフルカバー保険がなければ自分で修理するしかありません。当て逃げなど運転者に落ち度がない場合(「駐車禁止の場所に停めていた」などは落ち度があったことになります)、クレームをしても翌年の保険料がそれを理由に高くなることはありません。(詳しい状況は各クレームによります)
もちろん、フルカバーなら自分で起こしてしまった自損事故も保険の対象になるので、「ついうっかり」の時にも心強いことでしょう。この機会にぜひフルカバーのご加入をご検討してみてはいかがでしょうか。
高橋靖宏【たかはし・やすひろ】
Financial Adviser (FSP68982)
アクセレレイト・コンサルティング社所属。海外進出企業の医療及びセキュリティ・リスク・マネジメントのスペシャリストとして、海外で長らくアシスタンス会社に勤務。NZで初の日本人公認ファイナンシャル・アドバイザーとして、生命保険、医療保険、損害保険など各種保険商品とキウイセーバーを日本語でご提供しています。
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