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第179回  医療保険と生命保険の新規加入は誕生日前に 

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休みが終わって普段の生活に戻るとあっという間に時間が流れていくようです。時間に追われて大事なことをつい後回しにしないように、気をつけていかないといけません。
 
 人によって保険は「つい後回しになってしまう事」の一つのようで、お客様にお会いすると、
「保険のことは、やらなきゃやらなきゃって、思ってたんですよ」
「日本の親からずっと保険に入れって言われていて」
「問い合わせたり、調べたりが面倒くさくて」
「日中は仕事で、夜しか時間がないもので」
「日本に残してきた保険を見直そう見直そうと思いながら、ついつい」
といった、保険に入っていなかった言い訳(?)のような言葉をよくうかがいます。
 
 皆さんなぜか、保険に入っていなかったことが申し訳なさそうなのです。心のどこかで、「入るべきだけど、つい(面倒・忙しい・わからない、保険料が不安等々の理由)」
で、延ばし延ばしにしていたんでしょう。
 
 保険屋の立場から言えば、
「えー、そんなに長い間無保険だったんですか!」
と思ったりはしません。それよりも、
「交通事故がなくてよかった」
とか、
「既往症(保険加入以前に発症していた疾病や症状、検査によって疑いを指摘されていたもの)がなくてよかった」
と思うものです。なので、保険に入っていなかった期間の言い訳は必要ありません。それよりも、「やらなきゃやらなきゃ」と思っている心の負担を解消することが大事でしょう。
 
 そこで、「医療保険と生命保険の新規加入はぜひ誕生日前に!」と、ご提案します。いくら忙しくても自分の誕生日を忘れてしまうことはあまりないでしょうし、何よりこれらの保険は年齢に連動するので、誕生日後だと若干とはいえ、保険料が高くなります。だったら誕生日前に加入して安い保険料の方がいいと思いませんか。加入後も保険の更新時期が誕生日頃になるので、確認しやすいのも利点です。
 
 それから、年齢によっては年に1回、その時期に健康診断を兼ねてGPを訪ねておくというのもいいでしょう。GPの指示であれば血液検査や尿検査は無料なので、先生とよく話し合い、調べておいた方はいいものがあればどんどん検査に行きましょう。
 
 また、両親のどちらかでも医療保険に入っていて、お子さんを追加する場合、私がご紹介している保険会社の場合、お子さんが21歳になるまでは年齢に関係なく均一保険料でご加入になれます。さらに、加入者が2人以上になることで、親の保険にも割引が適用されるので、さらにお得になります。
 
 2012年はぜひ「やらなきゃやらなきゃ」と思っていた保険の問題を片付けましょう。

 

高橋靖宏【たかはし・やすひろ】
Financial Adviser (FSP68982)

アクセレレイト・コンサルティング社所属。海外進出企業の医療及びセキュリティ・リスク・マネジメントのスペシャリストとして、海外で長らくアシスタンス会社に勤務。NZで初の日本人公認ファイナンシャル・アドバイザーとして、生命保険、医療保険、損害保険など各種保険商品とキウイセーバーを日本語でご提供しています。

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