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全国各地でアンザックデーの式典

ニュージーランド全国で、2021年アンザックデーの式典が行われた。昨年はコロナウィルスの影響でキャンセルされたため、今年は2年ぶりに人々が集まった。

オークランドのウォーメモリアル博物館での夜明けの式典には、約1万5000人が集まった。

そのうちの1人、クリス・モウドさんの父親は第二次世界大戦中に太平洋を飛んだパイロットだ。

「一年でアンザックデーが最も大切な記念日であるとも言われます。去年はみんな庭先に立ってこの日を祝しましたね。それもいい思い出になっています」とモウドさん。

ハミルトンでも数1000人が、夜明けの式典のあった記念碑の前に集まった。多くの人が今年は実際に集えることに喜びを表していた。

ウェリントンのプケアフ国立戦争記念公園でも約1万人が式典に参加した。

クライストチャーチにおいても、お年寄りから若者まで数1000人がクラマースクエアへ集まった。寒い朝で、気温は3度であった。

市の最高齢の戦争退役軍人は、108歳のビル・ミッチェルさん。「式典は素晴らしいが、寒すぎる」とコメント。長生きの秘訣は、ラム&コークを飲むことだそうだ。