はじめに
私はワーホリでこの地に立ちました。最初のうちは徒歩かバスで十分だ!と思っていました。が、バスは時間通りにこない、時間もかかる、行動範囲が限られる。徒歩はバス以上に時間がかかるしアップダウンの激しいこちらの道でふくらはぎがパンパンに。。
もともと車がないと生活ができないような地方出身のため車の運転は苦ではないのと、語学学校卒業後はオークランドを離れ、旅行に出るつもりでいた為、車の購入を決意! 最初は何もわからずホストファミリーに手伝ってもらいなんとか、なんとか。
最初はなにもわからないので不安なものですよね。私が整備士として働いた3年で得た知識が少しでも皆様のお役にたてれば幸いです。
NZとの出会い。
私はまだまだ知名度は低いですがドリフトと言うモータースポーツが大好きです。日本にいるときは毎月最低1回はサーキットへ、ひどいときは毎週のように。。。そんなドリフト好きが高じて自動車整備士の道へ足を踏み込みました。
私が通っていた自動車短期大学はラリーに力を入れています。授業の一環として現在は日本国内ラリーだけになってしまいましたが、以前はWRCニュージーランドやオーストラリアに参戦していました。
2008年 その授業の一環にくっついて雑用係りとしてニュージーランドにやってきました。到着してすぐにハミルトンの会場へ。そして怒涛の2週間。そんな日程だったため観光用のNZの予備知識は皆無。最終日にオークランドで半日ほどの自由時間。WRC会場で知り合った女の子が私たちの宿泊先へ遊びにきてくれて、一緒に食事をし、NZのことを色々教えてくれました。まったくNZを見てないにもかかわらず、それでも帰国後、ニュージーランドに戻りたい。と心のどこかで思っていました。
ワーキングホリデーを決意。
短大卒業後、整備士資格を取得、某ディーラーに整備士として就職しましたが、すぐにサービスフロントへ。私がいた販売店は観光地のメイン交差点にあったためよく外国人観光客の方が道を尋ねにショールームへみえていました。外国人観光客の方がショールームへきて話を聞いて、私の高校卒業後使っていない英語を駆使して説明をしようとしている間にそれまで話していたはずのスタッフが忽然と姿を消していたのを思い出します。助け舟を求めて後ろを振り返ると「あれ、誰もいない。。。」なんて事何回あったか。(泣
ある日、一人の男性外国人観光客が道を尋ねにショールームへ。ここでなぜかとても気に入っていただき、しばらく(私はネット辞書を駆使し)会話をしました。その後無事に目的地に着いたようで帰りにも寄っていただき、その際に「君がもっと英語ができたらもっとたくさん喋れるのにね。」と言われました。
ここで伝えたいことをうまく伝えられない悔しさをおぼえ、もっと会話ができるようになりたい。と思い週一で一時間、英会話教室へ行くように。
そんなとき大好きなドリフトも絶不調、せっかく整備士資格を取ったのに実務経験もたいしてないまま同じことをして過ごしていくのか。気持ちが下を向いていました。こんなときは気分転換!いろいろ重なったこの機会、せっかくなので思い切ってワーキングホリデーを決意。
ワーキングホリデーの行き先はもちろんニュージーランド。あの女の子に会いたい。今度はいろんなNZを見たい。ワーキングホリデー決意から約一年後。もちろん不安だらけでしたが期待に胸を膨らませNZに降り立ちました。
その後たくさんのステキな出会いに恵まれ、はや3年。
クルマ好きなKiwi達との出会いもあり、走りに行けるクルマはないけどきさくなKiwi達のおかげで日本とあまり変わらないクルマまみれの生活をしています。
次週からちゃんとNZのクルマ事情へ突入します!
どうぞよろしくお願いします。
びぃ
クルマ好き?、、ドリフトが好き。短大時代に授業の一環WRC参戦に雑用係りとしてお供し2週間NZへ。観光する間もなく帰国。 数年後、ワーホリでNZへの渡航を決意。15キロのスーツケースを手に一人この地に立ち、一年間のワーホリのつもりがたくさんの素敵なご縁ではや3年。