健康診断の1つとして
日本では、定期的な健康診断を受ける方が多いと思います。国民保険や健康保険は効きませんが、職場から費用の補助が出たり、市町村が何割かを負担してくれるところもあるようです。100%自己負担であっても受ける方が多いと思います。病気になってからではなく、定期的に検診を受けて、自分で体調がおかしいなと気がつく前に発見する方が良いですよね。年齢によって受けるおすすめ項目が変わったり、値段によっても項目をふやしたり減らしたりできるようになっているようです。帰国のたびに日本で健康診断を受ける等方も多いようですね。
しかし、定期的に帰国ができない、帰国しても時間がないという方も当然多いでしょう。さて、そういった健康診断をニュージーランドでも受けたいと思う人は多いと思います。病気の症状がないのに検査を受ける、しかもセットメニューのようになった健診を受けるシステムというものは、今のところありません。
全く同じシステムではないですが、ニュージーランドでもいくらかできることはあります。PukekoはかかりつけのGPを通して、年に1回血液検査をしています。コレステロールや鉄分など総合でお願いすすると全部調べてくれます。永住者は通常のGPのコンサルティション料のみで血液検査ができます。
このほかにも永住者は、乳がん検診や大腸がん検診を一定の年齢になれば無料で受けれます。こちらから何もしなくても、規定の誕生日になれば通知がきます。特に大腸がんは、ニュージーランドでは大きな問題なので、できるだけ初期に発見したいという見方です。
受けられるのは60歳からで、年齢に達すると検便キットが送られてきます。それを説明書に沿って自宅で準備します。どこかへ出向かう必要はありません。結果に問題がなければ、また二年後同じキットが送られてきます。もし検査結果に何か問題が見られば、GPに連絡が行くので、GPから次に何をすればいいのか指示上がるでしょう。
まだ年齢に達していないけど、検査をしてみたいという方には、自分でキットを購入することもできます。なんらかの自覚症状があるのであれば、早めにGPへ行って症状を説明する方をおすすめしますが、もし自覚症状はないけど、検査を受けて問題がないか知りたいという方には、自費でキットを購入してテストを受けることができます。 Bowel Cancer New Zealandに問い合わせたところ、下記のキットを勧められました。こちらも自宅に送ってきたキットを説明書通りに準備して、それを送ります。送付方法も返信用の封筒も全てセットになっています。
https://igenz.co.nz/tests/direct-to-consumer/colotect-1-0-colon-cancer-screening/
テストでは、がん細胞が便の中にあるかどうかを検査するそうです。テスト結果はメールで送られてきます。どこにも出向く必要はありません。結果に異常があれば、GPと相談することになります。
早期発見、何もなければ安心
-Happy living!
Pukeko