なぜ?どうやって?どんな感じ?ベジタリアンやヴィーガンについて知りたい方へ
◾️VEGANとVEGETARIAN
ヴィーガン:動物由来の食品を食べない(肉、魚、乳製品、卵、はちみつ)。*エシカルヴィーガンは食品以外でも毛皮や革製品、動物実験が行われていない製品を選ぶ
べジタリアン:乳製品を摂らないラクトベジ、魚介は食べるペスカタリアン、卵は食べるオボベジなど、何種類かある
フレキシタリアン:意識的に動物性食品の摂取を減らす人
◾️なぜベジタリアン?
きっかけは3年前に気候変動について知ったこと。世界の家畜の数は今や人間の数を大きく越えている。それがいいか悪いかではなく、その事実がもたらす地球と人への影響があまりにも大きすぎるのだ。更新し続ける最高気温や豪雨、洪水、森林火災などはすでに身近に感じられるほど。次の世代はどんな暮らしを送るだろう。今の豊かな暮らしが継続できるだろうか…
(通っている語学学校の教科書でも環境課題について取り上げられていて、自分にできることは何かを考える授業があった)
今は様々な情報を自分でキャッチできる時代だから、国連やWHOが出している情報源、環境活動をしている人の話、YouTube、Netflix、Instagram、どこからでも情報収集できる。情報収集の末に筆者がたどりついたのは、日々の「選択」を意識するということ。なんだか難しく聞こえると思うけれど、これは「買い物や暮らしのチョイスを変えていったらどうなるか」言わば大人の自由研究、実験である。ベジになったのも自分の体を使った実験のひとつなのだ。急に肉を食べるのをやめたのではなく、減らしたり食べない日を持つうちに欲しなくなって、たまに肉を食べても美味しいと思わなくなった、そんな感じ。また、食事はベジだが生活用品においてはヴィーガン(マークがあるので分かる)である。ややこしくなってきましたね。でも、そうして「選択」を続けていくと「環境にやさしく」=「自分にやさしく」だと気づくんです。環境にやさしい選択は心身の健康と繋がっている。 ひと言でいうならーWellnessー
◾️NZでベジタリアン暮らし
日本では、肉を食べないということをとても不思議がられたが、ここはさすがNZである。NZ周辺の太平洋の島々や、アジア系など移民の割合が高いだけあって文化や宗教も多様性に富んでいる。食べ物もしかり。宗教上肉を食べない人も多い。また国の取り組みにより?フレキシタリアンもいるよう。身近には結構ベジやヴィーガンがいることに気づく。VEGANイベントなどのお知らせも普段の生活で目にする。レストランやカフェでは多くの店で、V(ヴィーガン)、VG(べジタリアン)オプションがある。GTF(グルテンフリー)も殆どの店にある。だから、肉を食べる人も食べない人も一緒に食事を楽しむことができて店を探す苦労もない。ラーメン大好きな筆者は、ここで日本と変わらぬ味のラーメンをベジオプションで食べられることにとても感動している。
普段の食事で必要な物もスーパーで簡単に買える。ソイ、アーモンド、オーツなどプラントベースのミルクやヨーグルト、チーズなど日本ではやや難しかったことがこんなにも簡単に…
ベジじゃない人も簡単に試せるし、食べてみれば意外と美味しいと思うかもしれない。スナックやチョコレートも同じくヴィーガンタイプがある。あまりにも普通に同じ棚に陳列されているから気づかず普通に買う人もいるかもしれない。
-最後に-
ショップやレストランも紹介したいけれど長くなったのでここまでに。
エピソード:ある日NZに住んでいるインドネシア出身の人(ヴィーガン)と食事をした時の名言
”NZ is easy for VEGAN”