緊張の面接、だけど聞かれることはどのお店も大体同じ
CVを配ったり、Facebookやその他のサイトで仕事を見つけた後、次の段階としては面接が待っていると思います。英語がそんなに話せない私にとってはハードルの高すぎる面接でしたが、意外にも面接で聞かれる内容はどこのお店も大体同じなので、ここでの記事にまとめてみました。私はカフェでのバリスタとしての仕事を中心に探していたため、あくまでバリスタの面接内容にはなりますが、他の仕事にも通ずる内容はあるかと思います。
勤務時間と曜日について
まずは基本の質問として、①いつから働けるか、②何曜日に働けるか、③週何回働きたいか、④何時から働けるか、の4つを聞かれます。お店側としてはすぐに働ける人を探しているので、なるべく今すぐ働きたい旨を伝えると良いと思います。②〜④の質問に関しては、自信の希望を伝えて大丈夫です。ただし、求人によっては週末必須の場合もあるので、そこはお店側にしっかりと確認をとりましょう。土日を含めて勤務可能として探した方が、採用される可能性は高いですが、どうしても土日に働きたくない場合は、平日しか営業していないカフェを選びましょう。ニュージーランドでは平日しか営業していないお店もそこそこあります。
バリスタとしての経験
バリスタとしての実務経験を聞かれます。経験がないとNGとしてくるカフェも少なくありませんが、逆にバリスタとしての実務経験がなくても採用してもらえるパターンもあります。実際に私も、ニュージーランドでバリスタスクールを卒業しただけで、実務経験がないことを伝えていましたが、採用をもらえました。中には、まずFOHとして採用してもらい、その後お店のマシンでの練習を経てバリスタになったなんて話もよく聞きます。
実際にコーヒーを作る
ある程度質問が終わったら、実際にドリンクを作ります。マシーンはお店によって違うので、まずはお店の方が作っている様子を見せてくれます。その後、実際に1杯作ります。(フラットホワイトやカフェラテ)ここが自分の技術をアピールできるチャンスです。個人的には、ここでラテアートをうまくできればより良いですが、うまく行かなくても意外と大丈夫だったりします。大事なのは、①正しいフォームの量、②正しい温度だと思います。実際に、私もラテアートが上手くできなくても採用をもらえました。
給料はいくらが良いか
日本ではあまり聞かれませんが、ニュージーランドでは「いくらほしい?」と聞かれることは珍しくありません。英語がうまく話せないことがコンプレックスとしてあり、最低賃金でもいいかなと思っていましたが、実はローカルのカフェやホテルで最低賃金で雇用している所はあまりないので、色々と求人を見て相場を調べ、伝える金額を決めておくことをお勧めします。
まとめ
上記の質問以外にも、どこに住んでいるか、学生なのか、何のビザか等細かい質問があったりします。いくつか紹介しましたが、面接が通るかどうかはその時の運なので、ダメでも気にせず次を探しましょう。面接が通れば多くの場合トライアルを行います。トライアルとは実際にお店で働いてみて、その様子を見て採用になるか最終決定が下されます。面接だけで全てが決まる日本と違って、こちらとしてもお店の雰囲気を知る良い機会になるのでかなり重要になってきます。