ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

Pukekoのオガニックガーデニング 成長の早い便利なラディッシュを植えてみよう(簡単レシピ付き)

簡単にできる野菜の種の保存法。ぜひやってみましょう。

ニュージーランドのお店では一年中見かけるラディッシュ。暖かくなるこれからの時期は、ガーデニングビギナーの方でも育てやすい野菜のひとつです。カラフルなサラダにしたい場合は、ラデッシュをスライスしたものを散らすだけで華やかになります。サンドイッチにはさめばスパイシーなラデイッシュが一緒に挟んでいるお肉や卵を引き立ててくれます。お箸休めに酢漬けはぴったりですし、酢だけでできますので、ぬか漬けのように面倒な手入れは不要です。

Pukekoは春から秋の間、2週間おきに少しづつ場所をずらしてラディッシュの種を蒔いていきます。そうするとラデッシュが途切れることなく食べられます。土の浅くて狭い場所で育てられるので、野菜を作っている縁とか隙間に植えても問題ありません。浅めのポットでも充分です。

種をまくときは、深く種を埋めずに浅く(パッケージの種の撒き方を参考に)。今はいろんな品種のラデッシュの種が出回っています。真っ赤なものから、白と赤のグラデーションの入ったものなど種類の異なるラディッシュを育てるのも楽しいですね。辛味が苦手な方は、マイルドなタイプもあるので探してみましょう。

種を蒔いてから大体1ヶ月で収穫できます。葉には細かい鋭い棘があるので、素手でバシッと掴まないように。お店で売られているラデッシュは収穫してから時間が経っているので、棘はほとんど気になりません。でも新鮮なものはかなり痛いです。ご注意を。

IMG 2011

種を植えて一旦収穫が始まってくると、かなり大量にできます。食べる分だけ引っこ抜きますが、長く植えたままにしておくと古くなったラデイッシュに小さな穴があき始め、乾燥してきます。シャキシャキクリスピーなラデイッシとはかけ離れていくので、ある程度育つと抜いたほうが良いです。

スライスしたラデイッシュはサラダにはもちろんですが、簡単に酢漬けにできるので是非お試しを。

簡単 酢漬けの作り方

ラディッシュ 5ー8個くらい
大さじ2ー3
砂糖 大さじ2
小さじ1/2

これをジッパーバッグに入れて、冷蔵庫へ。時々バッグをひっくり返したりして酢液が均等にラディッシュに浸かるようにしてください。半日も経てば食べられます。基本なので、Pukekoはレモンスライスを入れたり、自分で育てたチリを入れたりする時もあります。酢を使わずに、だしやゴマ油などで和え物にもできます。ガーリックソルトを振って軽くローストしても美味しいです。保存は葉を取り除いて冷蔵庫へ。

IMG 2053

ラデイッシュは酵素が豊富に含まれ、加熱せずに食べると一緒に食べたものの消化吸収を助けてくれます。またラデイッシュの赤い色はアントシアニンで、これはポリフェノールの一種で抗酸化や抗老化に効果があると言われています。たんぱく質の消化吸収を促してくれるので、お肉や魚と一緒にラディッシュを使ったサラダを一緒に食べるのは良い組み合わせです。こんなに使い勝手の良いラディッシュ、是非ご自分でも育ててみてください。

 

Happy Gardening!

-Pukeko

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

この記者の記事一覧