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Pukekoのオガニックガーデニング 育てて食べてみようcos lettuce

サラダだけじゃない レシピも広がるcos lettuce

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ニュージーランドではcos lettuceと呼ばれて売っていますが、romaine lettuce とも呼びます。エーゲ海のコス島が原産です。このcos lettuceは育っていくうちに他のレタスとは違い、葉が上を向いて立ち上がったように大きくなっていきます。立ちチシャと呼ばれる理由です。白菜のような育ち方をします。葉は他のレタスに比べて少し分厚目で、噛み応えのある葉です。Pukekoは育てるならこのレタスと決めています。先に言ったように葉が上を向いて立ち上がるように育っていくので、他のレタスのように一番外側の葉が地面の土について腐っていったり、虫がついたりという問題が比較的少ないように思いますが、アブラムシにはご注意を。お店で買うcos lettuceの葉はかなりしっかり目ですが、家で育てるとそれなりに他のレタスよりも厚めではあるものの柔らかく、バリバリ感はありません。

種から植えるなら種まきは春から夏までOK。種からレタスになるまで8週間ほどですが、Pukekoはいつもガーデンショップで苗を買うので時間短縮ができます。酸性以外の土で、水はけと日当たりの良い場所を好みますが、葉ものですのできつい日差しが長時間当たる場所だとぐったりとなり、育たない時もあります(経験あり)。お約束のsnail対策も忘れずに。

それぞれのレタスがきちんと成長するまで待っても良いですが、Pukekoはある程度育った葉を外側からもぎ取って食べていきます。若い葉は柔らかく、独特の苦味もほとんどありません。

お店で選ぶ時は葉に艶がありみずみずしいものを。

IMG 7358傷や変色しているものは避けます。湿った新聞などで包んで冷蔵庫に入れておけば4日ほど持ちます。この時は葉先が上に向くようにしておけばさらに長持ちするようです。食べる時は細かくちぎる前に水に葉をつけておくとシャキッとしてみずみずしさが蘇ります。

効能

全体的に玉レタスと比べると栄養はcos lettuceの方が高いようです。特にBカロチンや葉酸が豊富で、貧血予防や粘膜の保護、成長促進に優れているそうです。

食べ方

cos lettuceはシーザーサラダが有名ですが、軽く炒めても食感がそのままなのでパスタ料理にも使えます。ニンニクやベーコンと炒めたり、軽く湯がいて味付けしたおひたしも美味しいです。ぽん酢やレモン酢を合わせてもさっぱりしてどんどん食べられます。炒めたお肉を包んで食べたり、生春巻きにも使います。葉が他の葉物よりもしっかりしているので、こってりしたドレッシングやシーフードなんかと一緒に混ぜた料理にも対応できます。

 

Happy Gardening!

-Pukeko

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

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