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Pukekoのオガニックガーデニング 簡単にできる種の保存

簡単にできる野菜の種の保存法。ぜひやってみましょう。

たいていの野菜は、収穫の時期を過ぎてそのまま置いておくと種が採取できます。豆類など収穫し忘れていて、うっかりそのままになっていたものが干からびていることがありすよね。その豆を乾燥させれば、来年に植えて、また育てることができます。サニーレタスは花が咲いてそのまま枯れる寸前で種ができます。と、まあそれらがわかっていても、なかなかそこまでするのが面倒というのも本音。しかし野菜によっては、それらのプロセスを待たずに種を保存できるものがあります。

その良い例がかぼちゃ類。Pukekoの家では、バターナッツとバターカップパンプキンをよく食べるので、これらを調理する際に種を取り除いて保管しておきます。すでに種がそこにあり、どっちみちその種を取り除くわけですから(しかも通常は捨ててしまう)、これを保管しない手はありません。やり方は簡単です。

  1. かぼちゃの下ごしらえの際、種を大きなスプーンなどでなるべく傷つかないように取り除く。
  2. れをザルなどに入れて水で軽く洗う。この時にかぼちゃの果肉や繊維などをできるだけ取る。そんなに神経質に取り除くまではありません。あくまでできるだけで良いのです。
  3. これを種同士が重ならないようなサイズの平たいトレイなどにキッチンペーパーか布巾を敷いて、その上に種を広げる。
  4. 窓際とか日が当たる乾燥しやすい場所に数日置いておく。
  5. 全面乾燥させたいので、時々種を混ぜてやる。
  6. 種同士がくっついて乾燥している場合もあるので、バラバラにしてやる。水分がキッチンペーパーや布巾に吸収されているようなら交換する。表面が乾燥していたら布巾やペーパーは取り除き、あとは空気乾燥させる。

Pukekoはこのまま何日かほっておきます。種が完全にパサついたようになり乾燥するまで置いておきます。よくこの状態で忘れてしまうこともありますが、、、。これらが完全乾燥したらジッパー袋に入れて、あきびんやタッパーにラベルを貼って湿気が入らないように保管します。

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写真の上のお皿はバターカップパンプキン、右がバターナッツ、そして左の小粒の種はなんとメロンです。メロンも食べる時に種を取り除くので、同じ要領で保管してください。

どうですか?特別にやることではなく、どうせ食べるかぼちゃなら下ごしらえのついでにできることですね。中途半端に乾燥させるとカビが生えたり、虫が湧いたりすることがあるのでご注意。Pukekoの家はベンタレーションをインストールしているので家の中は年中空気が乾燥していますが、そうでないお家なら、家の中でなるべく湿気の少ない場所で自然乾燥させてください。くれぐれもドライヤーとかオーブンで乾燥させないようにしてくださいね。

Happy Gardening!

-Pukeko

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

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