先日、自宅を売るという貴重な体験をしました。その中で感じたこと、工夫したことなどをご紹介したいと思います。
これから不動産を売る方の参考になれば幸いです。
背景
私たち夫婦が今の自宅を購入したのは、2008年8月のことでした。2007年に不動産の価格が高騰しましたが、その後若干値段が下がった頃だったと記憶しています。
初めての不動産購入で、右も左も分からなかったため、知り合いの方から紹介された不動産を購入しました。今思えば、いろいろと後悔の残る買い物ではありましたが、それでも気に入って購入した初のマイホームです。
この家で夫婦二人での生活から始まったのが、娘(犬)を引き取り、息子が生まれ、大きな家族になりました。たくさんの思い出の詰まった家です。しかし、息子のスクールゾーンや夫の職場の移動、両親の移民など、私たちの状況も変化しました。それに応じて、家を買い換えることを考えなければいけない時期になっていたのです。
きっかけ
始まりは、昨年12月中旬にお隣さんが家を売ったことでした。
ちなみに、不動産屋さんの話では、一般的にクリスマス前は値段が上がらないと言われているそうです。しかしながら、その売却価格は夫と私の予想をはるかに上回るものでした。
私たち夫婦のテンションは上がり、「クリスマス前にこの金額で売却がなされたのだから、売却値段が上がるといわれている2月に売れば値段はもっと上がるはず」と欲の皮が突っ張り、「我が家もお隣に続け!!」となんとも短絡的に自宅を売ることにしたのでした。2014年、12月中旬のことです。
エージェントを選ぶ
家の売り方には二通りがあります。
1.プライベートセール
その名前の通り、自分で売ります。この場合、宅地建設取引士の資格は必要ありません。自分で全てをしなければいけませんが、不動産屋に手数料を支払わなくて良いのが最大のメリットです。
2.不動産屋に依頼しての売却
高額な手数料を取られますが、エージェントさんが業者への手配、適切な指示やアドバイスをしてくれます。エージェントさんはプロですので、売却金額を上げる売り方をよく知っています。
また、エージェントさんが知り合いの投資家などに声を掛けて、お客さんを連れてきてくれることもあります。良いエージェントさんを選ぶことにより、売却金額が上がる可能性が高くなります。
さて、私たちはというと、夫の知り合いのエージェントさんに頼みました。
次回はエージェントさんとの話し合いをご紹介したいと思います。
さくら
育児と家事、愛犬の世話に追われる平凡な主婦。
趣味:一攫千金を夢見て、皮算用すること。
皮算用が皮算用のままで終わることが多いが、めげずにアイデアだけは考え続ける日々を送っている。