【冬至を過ぎて】
21日の土曜日は冬至でした。ラジオでさかんにザ・ショーテスト・デーと言っていましたが、今の日照時間は9時間半だそうで、最も長い夏至に比べると、5時間も短いと聞いてびっくりしました。そんなに差があるものなんですね。どうりで夏の夕方はなかなか暮れず、バーベキューをしても?飲んでも?まだまだ終わらないわけですね。
【事故が多い季節】
冬至を過ぎても、日は短く、寒さも一段と厳しくなり、これからが冬本番です。その中で増えてくるのが自動車事故です。お分かりかと思いますが、
『暗い』『天気が悪い』
ということで見通しが悪くなり、駐車場やバックで敷地から出てきたとき、右折や車線変更のとき、ラウンドアバウトでの接触など、事故の頻度が急に上がります。
【原因は「見えなかった」】
事故報告を受けたときみなさん口を揃えたように言うのが、
「見えなかった」
ということです。
「まさかあそこで車線変更してくるなんて」
「あの暗さでライトをつけていないなんて」
「ウインカーが出ていなかったと思う」
「大雨だったので」
など見えなかった理由や状況はさまざまですが、天気が良く、明るい夏の日だったら起きなかったかもしれないような事故がたくさんあります。
【寒さも事故の一因に】
冬は暗くて天気が悪い日が多いだけでなく寒いので、自然に、
「早く帰ろう」
「朝ベッドから出たくない!」
「外出ついでにいっぺんに用事を片付けよう」
という心理も働きやすく、事故の危険性が高くなっているのに、逆に急いでしまったり焦ってしまったりすることも多い季節です。寒いので外に人が少なく人目がない上に、暗くてよく見えず、事故になっても目撃者がいないという場合もあります。
【学校の送迎は特にご注意】
お子さんの送迎で毎日学校まで行かれる保護者も多いと思いますが、特に雨の日は要注意です。雨にぬれないように「少しでも学校の近くへ」と焦ったばかりに、無理な駐車で接触事故を起こしてしまったり、傘や雨がっぱのフードで前方不注意になっている子が周りにたくさんいたりしますので、くれぐれもご注意ください。冬の雨の日こそ、早め早めに家を出られるよう、親子でよく話し合ってみてください。
【ぜひ早め早めの行動を】
暗い、雨、寒いとなったら、まずは早めの行動です。基本中の基本ですが、ついつい「まあいっか」となると、どうしても時間や気持ちに余裕がなくなり、うっかりや焦ったりで事故になりやすくなります。朝出かけるときに車の窓ガラスがくもっていることも多い季節ですが、時間に余裕があればさっと拭いて視界良好で出かけられます。こういう小さな努力も事故防止につながるでしょう。お互い気をつけましょう。
高橋靖宏【たかはし・やすひろ】
Financial Adviser (FSP68982)
アクセレレイト・コンサルティング社所属。海外進出企業の医療及びセキュリティ・リスク・マネジメントのスペシャリストとして、海外で長らくアシスタンス会社に勤務。NZで初の日本人公認ファイナンシャル・アドバイザーとして、生命保険、医療保険、損害保険など各種保険商品とキウイセーバーを日本語でご提供しています。
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