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住宅ローン金利はどうなるか — 2025年11月の最新動向

Reserve Bank of New Zealand(RBNZ=中央銀行)は、2025年11月26日、公式キャッシュレート(OCR)を 0.25%引き下げ、2.25% としました。これにより、住宅ローンの借入コストがさらに低下する見込みです。

銀行は続々と住宅ローン金利を引き下げており、たとえば一部銀行では変動金利の基準金利が 約4.99% になるなど、2023年のピーク時(7%台超)から大きく低下しています。

ただし、5年固定などの長期固定金利は、低下したとは言え “かつてのような超低金利” ではなく、4.5〜5.1%台が多く、ローンを組む人は「今、固定にするか、変動で様子を見るか」の判断が分かれる状況です。

低金利は住宅ローン返済を楽にする反面、住宅市場全体にとっては「資金流入 → 価格上昇」の要因になりうるため、住宅価格の動向や借入額を慎重に考える必要があります。

当面は「借りやすさ」「返済の楽さ」から住宅購入や借り換えを検討するには良いタイミングと言えますが、将来の金利動向、固定金利終了後の見直しリスク、その他のコスト(税金、保険、インフレなど)も視野に入れておくのが賢明です。