ニュージーランド準備銀行(RBNZ)の新総裁、アンナ・ブレマン氏 は、中央銀行が公式金利(OCR)を引き下げた直後にも関わらず、民間銀行が 住宅ローン金利を引き上げていることへの懸念 を示しました。これは 経済成長にブレーキをかけるリスク があると指摘しています。
ブレマン総裁は、インフレ率を 3% から中央目標である約 2% に戻すことを最重要課題としており、そのため低・安定したインフレが経済全体の健全な成長に必要だと強調しています。
しかし、Westpac や ANZ など大手銀行が3〜5年固定住宅ローン金利を約 +0.3ポイント上げる動きが出ており、これは中央銀行が基準金利を下げた後でも、住宅ローン市場での実際の金利が必ずしも連動して下がっていないことを示しています。
ブレマン総裁は、「家計が実際に支払う住宅ローン金利と中央銀行の公式金利には大きな差がある」と述べ、消費者や企業が負担を感じる金利水準が経済活動に与える影響を注視する必要があるとしています。
政府のフィナンス大臣ニコラ・ウィリス氏は、借り手に対して「複数の銀行の金利を比較してより良い条件を探すこと」を勧めるコメントを出しており、金利上昇の影響を緩和したい考えを示しています。
