ニュージーランドの 公式キャッシュレート(OCR) について、金融専門家の中には 早ければ2026年5月にも引き上げが議論される可能性があるという見方が出ています。これはインフレのデータや経済活動の動きが予想より強い面を見せているためです。
インフォメトリクス(Infometrics)のCEO、ブラッド・オルセン氏 は、もし今後数か月でインフレや経済指標が強い方向へ進むようなら、5月の金融政策声明で最初のインフレ抑制のための金利引き上げについて検討され得ると述べています。彼は「2月は時期として早すぎる」と指摘しています。
ただし、この記事では 5月引き上げは必ずそうなるという「中心的な見方(中央予想)」ではなく、可能性の一つとしての意見 として紹介されている段階です。市場にもその可能性についての反応(期待)が一部出ていますが、RBNZ(ニュージーランド準備銀行)が直ちに引き上げるという確定判断ではありません。
背景としては、2025年後半から2026年前半にかけてインフレデータが予想より強い動きを示したことがあり、生活必需品の価格上昇が年間約3.8%と長期平均を上回るという指摘も出ています。これはインフレ圧力が底堅い可能性を示すデータです。
一方で別の経済機関やエコノミストの見解としては、引き上げはまだ時期尚早との見方もあり、2026年後半〜末にずれ込む可能性 を指摘する声もあります。市場予想にも幅があるため、「5月が有力」とは断言できない状況です。
