気温下降と共に気分が滅入るあなたに
ニュージーランドの嫌な季節到来です。北島の北の方から南島の南まで温度差はあるでしょうし、多少の雨量の差もあるでしょう。しかし全般的に寒くてジメジメする毎日。この季節が好きだという人にあったことがありません。最近ニュージーランドに来られた方は、
”なんか想像していたのと違うなあ”
と感じておられるでしょう。外国に向けてニュージーランドを宣伝する時は、お日様が出た眩しい風景か、雪のどちらかでしょう。でも考えようによっては、こんな寒くてジメジメた気候が一年中続くわけではないので、終わった時のことを楽しみに今を過ごすしかありません。お友達が多い方や、家族と住んでおられる方はいろいろ気を紛らわせることができるかもしれませんが、まだ親しい友人と呼べる人もできていないし、家族もこちらにはいないという方のために、お金をかけず、どこかへバカンスに行くといったことをせずにできる気分転換になるようなことを考えてみました。
提案1)
夏に比べて野菜も果物も種類は減りますが、今ならではの安い食材を使ってベイキングをするのはどうでしょう。りんごや梨はこの時期日本に比べるとすごく安くなります。レモンなんかの柑橘類も買いやすくなりますし、庭に木がある家も多いです。それらを使ってベイキングするのは楽しいし、できあがれば食べられます。お菓子なんて作ったことがないという方も、ニュージーランドのお家には必ずオーブンがあるので、それを使ってやってみませんか?マフィンやスポンジ系のケーキならベイキングの基本です。複雑な道具も不要。インターネットでレシピは無限に調べられます。バターは高騰していますが、オイルで焼けるケーキ類も多いです。Pukekoもグルメトッピクスでレシピあげています。雨の日で外出をしたくないという日にはもってこいのアクティビティですよ。
提案2)
スーパーやマーケットで花をよく買います。高い花でなくても、ダイニングテーブルに花があるだけで気分が随分変わります。花瓶がなくても、ピクルスのガラスジャーなんかが使えます。PukekoはリサイクルショップやOPショップで $1や$2で買ったガラスの花瓶をいくつか揃えていますが、なくても構いません。花粉が気になるという方は、緑の葉がついた枝を数本ガラスのジャーに生けておくだけでも気分が変わります。
提案3)
雨が多くガーデニングは考えられないという方が多いですが、Pukekoはこの時期に植木鉢に花の球根を植えます。これらは春に花が咲くので、毎日楽しみに見ています。にんにくも冬に植えるものなので、植木鉢に植えてみてはどうでしょうか?あまりにも雨が続くと腐ったり、かびたりするので、そういう時は雨のかからないガレージやカーポートの下などに移動できます。いきなり芽が出たり、花が咲くものではありませんが、それらを想像しながら世話をするのは楽しいです。
冬に安くなる果物を使ってお菓子を作ってみましょう
というわけで、今回はこんな嫌な時期をなんとか楽しい気分になって過ごせる(かもしれない)アイデアをいくつか考えてみました。お役に立ちますように。
-Happy baking!
Pukeko