福島原発事故を主題にした渾身の一作
処女作「ヒバクシャ~世界の終わりに」から一貫して核問題に取り組んできた鎌仲ひとみ監督が、福島原発事故を主題に3年に渡って取材を続け、ついに完成した渾身の一作。
福島原発事故後、子供を被ばくから守るため避難を選択する人もいれば、福島で暮らすと決めた人もいる。福島で暮らすと決めたお母さんたちは、泣いてばかりでは解決しないと、子供を被ばくから守るため自ら新しい選択肢を作り出していこうと動き出す。
一方、チェルノブイリ原発事故後のベラルーシでは子どもたちの被ばくを軽減する「保養」という取り組みが29年経った今でも続けられている。その具体的な内容と驚くべき効果とは?
事故から4年、日本でも被ばくを軽減する新しいステージが始まった。放射能についての危機感がしだいに薄れ、事故の風化がささやかれる今だからこそ、観るべきドキュメンタリー。
★ 午前の上映後には鎌仲ひとみ監督がスカイプにて登場!
制作者のメッセージを伝えてもらいます。
★ 午後の上映後には、臨床心理士・国重浩一さんによるトークセッション!
東日本大震災後、気仙沼で被災者の心理ケアを行った経験を持つ国重さんから、実際に話を聞いてみないと気づかなかった、様々なストーリーを紹介してもらいます。
また、会場の皆様と「あなたにとっての被災体験」についてディスカッションする時間も設けます。お楽しみに!
※ 上映会の収益金は、NPO法人「チェルノブイリへのかけはし」に寄付されます。同法人は、放射線の被害に晒されている首都圏の子供たちを中心に、北海道で保養の受け入れを続けています。
「小さき声のカノン」(2014 / 119min / 英語字幕版)上映会情報
日程: 2016年2月6日(土)
会場: Kawai Purapura Retreat Centre (Kahikatea), 14 Mills Lane, Albany, 0632(http://kawaipurapura.co.nz/)
時間:10:00~12:00 <上映後、鎌仲監督がスカイプにて登場予定!約30分>
13:30~15:30 <上映後、国重浩一さん(臨床心理士・Diversity Counseling New Zealand trust マネージャー)によるトークセッション約30分>
(各回完全入れ替え制)
値段: 前売り券15ドル、当日券20ドル *15歳以下無料(15歳含む)
予約申し込み: lovensmile88@gmail.com(お名前、電話番号、チケット枚数、10時の回か13時の回かをご指定下さい)
主催:「小さき声のカノン」チャリティ上映委員会
Facebook: https://www.facebook.com/events/1070835549615461/