皆さん、緊急時のプランと連絡先、準備していますか?
外国に住んでいると時々思うのが、もし今自分になにかあったら日本の家族にどうやって連絡がいくのだろう?ということです。(これ皆さん考えませんか?自分だけでしょうか?)それは事故かもしれないし、天災かもしれません。命にかかわることかもしれないし、連絡ができない状態になるかもしれません。
これらが起きた時のことをよく考えるかは別にして、緊急時の計画を立てておくこと、連絡先をシェアしておくことはとても大事だと思います。備えあれば憂いなしといいますからね!
どんなシチュエーションがあるか考えてみる
まず初めに、緊急事態になった場合、何をするか考えておきましょう。それが起きた時にいるのが家なのか?会社なのか?学校なのか?外なのか?によっても対応は変わってきますよね。
また、家に帰られない場合はどうするのか?避難しなくてはいけない場合は?電気や水がなかったら?インターネットがなかったら?それぞれの場合においてどうするのか考えておく必要があるかと思います。
緊急物資の用意
緊急に必要なものを書き出して、鞄にまとめて入れておき、置き場所を家族、家の人間で共有しておく、プラスで車がある方は車にも入れておくと安心でしょう。日本でもよく言われますが、水や長期保存可能な食品をローリングストックで回していくのが大事だといわれていますね。(そういえばあまりニュージーランドで緊急時用の長期保存食べ物とか見かけない気がするのですが、缶詰などはよいかもしれませんね)
最低でも3日間分のたくわえが必要といいます。それには、食べ物やのみもの以外にも赤ちゃんがいる場合、ミルクフォーミュラがあるか、おむつがあるかも含まれるので家族、家の住人全員分考えておくことが重要です。処方箋などの薬についてもわすれずに準備が必要ですね。
プランの書き出し
NZ政府もだしていますし、インターネットで探すとオンライン版、テンプレートに書き込む式など様々なものがでてきますので、そのようなテンプレートに緊急事態時にどのようにすべきかのプランを書き込んでおくことができます。その際には、子ども、高齢の方、障害のある方、ペット、すべての家族メンバーについて書いておきましょう。
ニュージーランド政府が出している緊急時のプラン表は下記からアクセスできます。
他でもEmergency plan と検索すると様々なもの出ているので、自分にとって使いやすそうなものを選ぶとよいと思います。
Make a household plan — Get Ready (NZ Civil Defence) — Emergency preparedness in New Zealand
また大事なのは緊急時にどのニュースソースから情報を得るかを目安つけておくことです。ウェブサイト、ラジオ、TV、SNSなどを確認しておき、緊急の際にはどこを確認して情報を得るか事前に知っておくと慌てずにすみますね。また、近隣の方とあいさつなどで交流をもって接することでお互いに安否確認もできますので、日ごろから近隣づきあいも大切にしておくとよいと思います。近隣ではなくともフラットメイト内である程度の情報をシェアして互いに助け合える関係があると安心ですね。
家族だけでなく個人でも備えを!
家族で住んでいる方は連絡先や近所付き合い等も多いかもしれませんが、ワーホリで単身で来ている、または学生の方などはそのような環境は築きにくいかもしれません。その場合は、信頼のおける人、たとえば勤め先、フラットメイト、友人など普段から連絡を取る人に、なにかあった場合はこちらに連絡を、と知らせておくのも良いかもしれません。英語がわかる人であれば英語の人でもよいですが、日本の連絡先が英語がわからない人であれば、その場合を助けてくれる人、サービスなども事前にチェックしておくと安心かと思います。
日本からの連絡も受け取れるように
災害が起こる可能性はニュージーランドだけでなく、日本も同じですよね。日本の家族友人になにかあったときに、どのような経由で連絡が来るかも確認しておくとよいかもしれません。
緊急事態はないほうがもちろん良いですが、なった場合にスムーズに行動できるか、備えてあるかで大変さが大きく変わってくると思います。自分のために、家族、周りの人のためにもプランを用意しておくことは助かると思います。備えあれば憂いなし!