ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

よくある芝刈り機のトラブル3つと、対処法

芝刈り機が動かない! 芝を刈っている途中に芝刈り機が止まっちゃう!など、突然芝刈り機が稼働しないと困りますよね。天気、気分、予定、そしてこれを逃したら次の芝刈りが大変!と言うプレッシャーがあるときには、なおさらです。ここでは、ニュージーランドでよくある芝刈り機のトラブルと、対処法をまとめました。

engine 

よくある芝刈り機のトラブル

1.芝刈り機のスターターロープが引っかかっている、または、引っ張るのが難しい

原因として芝刈り機の刃や、スターターロープが絡まっていることが、考えられます。

芝刈り機の刃:芝刈り機の刃が地面についているか、枝などが挟まることによってスターターロープが動かない事があります。芝刈り機の刃の回転を邪魔しているものがあれば取り除き、出来ればコンクリートなどの平らな場所で作動するかどうか確認しましょう。
それでもスターターロープが動かない、芝刈り機の刃が回転しない場合、芝刈り機の刃自体が曲がっていないかどうか確認します。
スターターロープが絡まっている:ロープがまかれたときに、ロープ同士がくっついてしまう事があります。取り扱い説明書を確認しながら、カバーを開け、ロープ同士がくっついている、または絡まっている場所までロープを引き出し、巻き直し、カバーを閉じます。


instruction

 

2. 芝刈りの途中でパワーが落ちる

芝刈り中にエンジンのパワーが落ちる場合、一般的な原因はフィルターが汚れていることにあります。取り扱い説明書を参考にフィルターを外してきれいにしましょう。フィルターの汚れがひどい場合は、フィルターの交換をお勧めします。
他には、芝刈り機の刈高さが草の高さにあっているかを確認します。伸びきった芝を一気に刈ろうとした場合に起こりがちなトラブルとも言えます。

3. 芝刈り機が起動しない

ガソリンよし、エンジンオイルよし…なぜ動かないの!?と、途方にくれますよね。芝刈り機が起動しない場合いくつか原因がありますが、一般的な原因は点火プラグにあるようです。点火しない限り、燃料が燃えないためエンジンがかかりません。対処法としては、点火プラグを取り外し、蓄積されたカーボンの汚れを取り除きます。

初歩的なミスと気を付けたい点
そもそも起動の仕方がよくわからない、うっかりミス、ちょっとしたことだけど気を付けたい点をまとめました。


controller

芝刈り機の起動の仕方

1. 芝刈り機を起動するときには、スロットルコントロールの最強までレバーを上げます(写真ではウサギの位置)。
2. 勢いよくスターターロープを引っ張ります。エンジンのかかりやすい芝刈り機であれば、1-2回でエンジンがかかります。
3. エンジンがかかったらレバーを三角の底辺まで下げます。
4. 刈った芝の処理など途中で芝刈り機を止めもう一度起動させる場合、レバーを真ん中もしくは写真の亀ぐらいまで下げます。一度起動させたことでエンジンが温まっているため、ウサギの位置では強すぎて、エンジンがかからない場合もありますので注意しましょう。

うっかりミス

エンジンオイルにガソリンを入れてしまった!と言う、うっかりミスの場合。日本の石油ストーブの入れ替えなどで使われる灯油ポンプなどでタンク内のガソリンを抜いたあと、エンジンオイルを入れます。先ほどの灯油ポンプでエンジンオイルを何度もポコポコし、エンジンオイルでガソリンを洗うことで、ガソリンが薄まります。
注:経験によるものですので、すべての芝刈り機に適応するとは限りません。安全のために、修理してもらえるところへお願いすることをお勧めします。

気を付けたい点

ガソリンは長期間放置しておくと劣化します。冬場で一月に1回もしくは1か月半に1回など芝刈り機の使用頻度が低い場合、芝の大きさにもよりますが、$3∼5などガソリンを少なめに購入するのがおすすめです。ガソリンを酸化させないために、芝刈り機のガソリンのキャップ、ガソリンタンクのキャップはしっかりと閉めましょう。

通常芝刈り機を中古で購入した場合6カ月から1年、新品で購入した場合は、3~5年の保証期間があります。故障かな?と思われた場合、まずは購入先に連絡しアドバイスをもらう、もしくは、購入先から修理に出してもらうのがおすすめです。

 

記者プロフィール

Iku

Iku

NZ在住20年。
飲食経営、ビジネスや不動産の売買を経て、現在フルタイムの学生として会計士の資格を取得中の傍らCitizens Advice Bureauでボランティアをしています。

この記者の記事一覧