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チャレンジさせてくれる国

ニュージーランドは、日本に比べてサービスが遅いし、悪いということをよく耳にしますが、それは果たして自分にとって悪いことばかりでしょうか?

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数週間日本に帰国して帰ってきました。カルチャーショックほどではないですが、ニュージーランドの良さ??に気がついたことがあります。それは、自分でやるというモチベーションを与えてくれる! ニュージーランドのサービスは日本に比べて遅くて、高くて、クオリティーも良くありません。したがって、結局自分でやったほうが良かったり、自分でやらなければいけなくなったりします。

具体的に言うと、自転車のスポークが折れてしまって、直してもらおうと自転車屋に行ったら、3〜4日かかると言われて、修理代が38ドルだと言われました。
そんなに長く待てないし、スポーク一本交換するのに38ドルは高いと思ったので、がんばって自分で直すことにしました。今まで自分でスポークを交換したことがないので、できるかどうか分かりませんでしたが、どうしてもだめなら自転車屋で直してもらえばいいだけのことです。ただ、直すのに道具が必要で、25ドルの出費でしたが、いちど買ってしまえばこれからもずっと使えるので、修理一回に38ドル出すよりマシです。

直し方はYouTubeで見て、実際自分でやったら、簡単に直りました。やはり動画の方が分かりやすいですね。もし、自転車屋がその場で直してくれていたら、そのままお願いしていて、自分でチャレンジする機会が無かったでしょう。

また、クオリティー的に自分でやっても大差ないような場合もあります。お金を出して大したクオリティーじゃないと後悔しますが、自分でやってうまくできなくても諦めがつきますよね。

そういうことで、ニュージーランドは自分でチャレンジするモチベーションを与えてくれる環境です。逆に言えば、自分でチャレンジする精神がないとニュージーランドで暮らすのに苦労するでしょう。自分でやってみるということは、自分を成長させることです。ちょうどロールプレーイングゲームの経験値がアップしたような気分になります。
もちろん、他の国でも自分でやらなければ苦労する国は多いでしょうが、自分でやりたくても自分でできないような環境の国もあります。(法律だったり、材料が個人では手に入らなかったり)しかし、ニュージーランドは程よく自分でできる環境がそろっています。

 

記者プロフィール

Arata

Arata

ニュージーランド滞在20年以上の視点から日本とニュージーランドの習慣の違いや、グローバルで活躍するためのヒントについてブログを執筆。
 
最近4コマ漫画のブログも掲載中

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