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国際小包で、注意すること

ニュージーランドの商品って、サイズが合わなかったり、デザインがダサかったり、日本で買うより高かったりするので、日本から送ったりしませんか?

しかし、気をつけなければいけないことがあります。

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今年日本へ帰った際、ニュージーランドへ持っていくものを日本で購入しました。飛行機の荷物の重量を超えているので、郵便局で船便で送りました。これは例年の恒例行事なので、要領は分かっています。いつものように内容物とおおよその価値を書いて、日本からニュージーランドへ送りました。通常2ヶ月から3ヶ月で届くことになっていますが、早い時は1ヶ月ちょっとで届きます。ニュージーランドの運送屋は受け取りの際、サインが必要なはず??ですが、時々玄関の外においてある場合もあります。

今回は、2ヶ月を超えても来なかったので、単純に遅れているだけなのか、玄関に置いてあるのを誰かが持っていったのか、それとも違う場所に送られてしまったのか心配していました。(実際、他の住所の郵便物が自分の郵便受けに入っていることがちょくちょくあります。)

約9週間後に、ニュージーランドカスタムから一通の手紙が届きました。内容を確認すると、輸入品なので内容物の15%の消費税と、手数料を支払うまで、預かっているということでした。

最近日本から小包を送る場合、内容物と、その金額をより詳しく書かされるようになりました。今回送ったものは、もちろん商業用の商品ではなく、個人用で、歯ブラシとか、マスクとか、服とかで、特に規制にひかかるようなものは送ったつもりはないのですが、おそらく一部新品と明記したから税金対象になったのだと思います。ただ、新品はほんの一部ですが、内容物全てに課税されたので、ちょっと戸惑ってしまいました。

カスタムから税金を払うように請求が来たのは初めてで、カスタムのウエブサイトを確認すると、郵送されたもので、$60以上の価値のあるもので、税金免除対象品以外が対象になるということでした。(税金免除対象品は、カスタムのサイトで確認できます。)

今回は、ほとんど日本で使用していた個人の物なので、ほとんど免税対象でしたが、新品の靴や服を数点入れたので、それが引っかかったようです。

また、オンラインショッピングで海外から送られてくるものも注意が必要のようです。

一応カスタムに電話してみたのですが、メールで詳細を知らせたりして、たとえ税金が免除になっても、受け取るのに時間がかかってしまうので、今回は、とりあえず払うことにしました。

その後、何回かカスタムに問い合わせたら、内容物をできるだけ詳しく、税金対象物とそうでない品をはっきり分けて、金額を明示する必要があることを学びました。

今回は、すでに税金を支払ってしまったので、それを取り返すのは難しそうなので、諦めましたが、みなさんも、小包を郵送する場合は気をつけてください。

 

記者プロフィール

Arata

Arata

ニュージーランド滞在20年以上の視点から日本とニュージーランドの習慣の違いや、グローバルで活躍するためのヒントについてブログを執筆。
 
最近4コマ漫画のブログも掲載中

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