健康のため、家のためにできること
初めてニュージーランドの冬を迎える方は、このジメジメした湿気ぽい冬に驚かれるのではないでしょうか?気温が下がる上に湿気が加わるのは、なんとも気持ちの悪いものです。何もせずにいると、気がつけば服はじっとり湿気を含んで冷たくなり、部屋の天井にはうっすら黒いカビが生えてきて、、なんて事態になりかねません。皆さんの住んでいる場所や状況によってできることは違いますが、できることを心がけてこの湿気ぽい冬を過ごしてみませんか?
1)換気
寒くてもできるだけ窓を開けて換気をしましょう。家に誰かいるのであれば、朝2時間でも家の窓を開けて換気をするだけでもかなり違います。窓に結露がついている場合は、できるだけ早く拭き取りましょう。
2)室内干し
洗濯物を家の中に干す方がいますが、衣類が乾いてきたとしても、その濡れた洗濯物の湿気は家の中に放出されてしまいます。さらに湿度を上げることになるので避けましょう。Pukekoは屋根のあるカーポートやガレージなどに一旦干して、その後乾燥機にかけるという方法を取っています。外に干せない、または干しても湿気で到底乾燥しないような日が多いのですが、洗濯した物をいきなり乾燥機に入れると、かなり長い間かけて乾燥させるので電気代が気になります。そこで完全に乾燥しなくても屋根のあるところに一旦干して、それから乾燥機にかけることが多いです。これで随分乾燥機を使う時間が短縮されます。もし近くに清潔そうなランドリーショップがあれば、まとめてそこで乾燥をさせてしまうという方法もあります。有料ですがジメジメした洗濯物を何日も乾かせずにいるとバクテリアが繁殖し、ニオイも出ます。そうなるとまた洗い直す必要もあるでしょう。時間、水、電気代の無駄になってしまいます。
3)ベンタレーションシステム
これはこのシステムを業者によってインストールしなければ使えません。最近の家にはインストールされていることが多いようですが、借家の場合、借りている人がインストールするのは難しいでしょう。家の中の空気を外に押し出すことによって、換気をするものです。これによって湿度が下がり、夏は冷えた空気が室内に入り、冬は暖かい空気が入ってきます。エアコンのように電力やガスを大量に使って気温を変えたり、湿度を取り除くるものではないので経済的です。
4)除湿機
一般的に家庭用の除湿機といえば、ポータブルタイプのものを指します。四角い箱型の機械の場合が多く、簡単にいえば、空気中の湿気を吸い取り、水分をタンクに溜めるものです。その時その時必要な部屋に移動できるので便利です。以前はニュージーランドで手に入る機械の性能も良くなかったので、電気代がかなりかかったようです。冬の間頻繁に使うのは不経済でした。でも近年の製品は電気代のことを考えてデザインされているものが多いので、昔の製品ほど電気代がかかりません。もし15年や20年前の除湿機を今も使われているのであれば、一度最近の製品と電気代を比較してみてはいかがでしょうか?電化製品の中では潰れにくいものだと思いますので、古いものをそのまま使用されている人も多いのではないかと思います。せっかく持っているのに電気代が気になって頻繁に使えないというのは勿体無いですよね。持ち家でも借家でもこれなら使えます。
5)エアコン除湿モード
一番一般的に使われている方法ではないでしょうか?ニュージーランドのエアコンでは、ドライモードと呼ばれていることが多いようです。持ち家の場合、今ではほとんどのお家に1台は設置されているのではないでしょうか?しかしこれもベンタレーション同様、借家の場合は自分でエアコンを設置するのはかなり不公平に思えるので現実的ではありません。
いかがでしたか?皆さんの生活の少しでも参考になればいいなと思います。
嫌ですよね。湿気、、
-Happy relaxing!
Pukeko