Kia Ora!マナです!
みんな大好き、お寿司!
実はここニュージーランドでも、お寿司はかなり人気があります。街を歩けば「SUSHI」の看板を見かけるのは日常茶飯事で、ショッピングモールのフードコートやオフィス街の一角、はたまたスーパーマーケットの中にまで寿司屋さんがあるほど、すっかりローカルに馴染んでいます。
私も最初は、「外国でもお寿司って人気なんだな〜!」と嬉しくなって、気軽な気持ちでショーケースをのぞいてみたのですが...
あれ?なんか様子がおかしい
いざショーケースの中の寿司を見たら、様子がなんか違う。
日本のお寿司といえば、新鮮なお刺身と絶妙なバランスの酢飯。いわゆる“握り寿司”が定番ですよね?
でもニュージーランドの寿司はというと、圧倒的に「ロール寿司」が主流なんです。見た目も色鮮やかでボリュームたっぷり、まるで太巻きとアメリカンなお惣菜を掛け合わせたような感じです。
アボカドにチーズ!?創作寿司が止まらない
中でも特に目を引いたのが、アボカド×サーモン×クリームチーズという謎の組み合わせ。
「えっ、チーズ?それもクリームチーズって……寿司に合うの?」と戸惑いつつも、なんだか妙に気になりました。
さらに、シャリの上にエビフライがドンと乗った“フライドシュリンプ寿司”や、鰻の上にたっぷりかかったマヨネーズの寿司、そして、照り焼きチキン+マヨ+ごまの甘じょっぱいロールまで!
寿司としてはどれも違和感があったものの、好奇心が止まらないビジュアルで、「これはもう食べてみるしかない!」といくつかをピックアップして購入してみました。
想定外だけど、クセになるNZ寿司
そしていざ実食。
まずはアボカド×サーモン×クリームチーズ。一番不安だったけど、これが意外に合う!
アボカドのまろやかさとクリームチーズの濃厚さがサーモンにマッチしていて、これはこれでアリでした。笑
続いてフライドシュリンプ寿司。時間がたったエビフライはサクサク感がなくなって冷めていたけど、まるでお弁当のおかずのような感覚で、意外と普通に美味しかったです。
鰻マヨ寿司は、もはや寿司というより“鰻ごはん with マヨ”って感じで普通に合う組み合わせでした。
照り焼きチキン+マヨ+ごまロールも甘辛で食べごたえがあって、完全に“お惣菜巻き”として成立してるな〜と思いました。
正直、どれも「寿司」として見ると想定外すぎますが、別の料理として見れば意外と美味しかったです。笑
実はニュージーランドはサーモンが名産!
ここまで“創作寿司”のインパクトについて語ってきましたが、実はニュージーランドにはちゃんと美味しいお寿司もあります。
それが、サーモンの握り寿司です!
ニュージーランドでは、南島のマウントクック近くにあるテカポ湖やワナカ湖周辺などで高品質なサーモンが養殖されていて、脂がのっていてとっても新鮮なんです。
ニュージーランドのサーモンは、くさみが少なくて、ほどよく脂がのっていて、身がしっかりしているのが特徴です。
「創作寿司ばかりでちゃんとしたお寿司はないのか〜」とがっかりしている方がいたら、ぜひサーモン握りを試してみてほしいです!
サーモン好きな人には本当におすすめです。
結論:これはこれでアリ。むしろクセになる!
最初は「なんじゃこりゃ!」と思っていたニュージーランドのお寿司。
でも実際に食べてみると、どれも個性があって美味しくて、「これはこれでアリかも…!」という気持ちに。
日本の繊細な寿司とは全くの別ジャンルだけど、海外ならではの“ローカル進化系寿司”として楽しむとすごく面白い体験でした。
そして何より、ちゃんとしたサーモン寿司が本当に美味しいので、創作寿司の冒険ついでに、ぜひそちらも一緒に味わってみてください!